チームラボ、デジタルアート2展同時開催

2018.7.7 09:00

「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」より、巨大!つながるブロックのまち

(写真7枚)

今、国内外を席巻しているデジタルアート集団「チームラボ」。6月21日には東京・お台場に「森ビル  デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」がオープンし、テレビ番組でも取り上げられました。そんなチームラボの作品を、大阪の2カ所で楽しめます。

彼らは2001年に東京大学大学院の学生を中心に結成され、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など様々な分野のスペシャリストが在籍するアート集団です。大阪の展覧会のひとつは「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)で7月13日から始まる『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』です。この展覧会では、コンピューターグラフィックスを投影した室内に観客が入り込み、動く、触れるなどの身体的行動により様相が変化する作品7点を体験できます。遊び感覚で共創(共同的な創造性)行為を体験できるので、子どもが大喜びすること間違いなし(もちろん大人も)。夏休みのお出かけを計画中のご両親におすすめします。期間は9月2日まで、料金は大人1400円、中高生1000円、3歳〜小学生600円。

「千住  博  &  チームラボ コラボレーション展『水』」より、チームラボ《Black Waves:Wander, Discover and Re-emerge》

もうひとつは、「堂島リバーフォーラム」(大阪市福島区)で7月14日から始まる「千住  博  &  チームラボ コラボレーション展『水』」。こちらは打って変わって大人テイストの企画で、日本画とデジタルアートの共演が楽しめます。テーマは、生命に不可欠な要素で神秘的な「水」。千住は幽玄でスケールの大きな瀧の絵が代表作であり、チームラボも水の表現には定評があります。両者の個性が融合するとき、そこにはどんな世界が広がるのか、期待せずにはいられません。期間は9月2日まで、料金は一般1000円ほか。

文/小吹隆文(美術ライター)

【2018/9/8更新】大阪のバスケットボール試合で、チームラボが演出することに

『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』
期間:2018年7月13日(金)~9月2日(日)※7/23・30・8/6休 
時間:10:00~20:00 ※入場は19:30まで 
会場:あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)
料金:大人1400円、中高生1000円、3歳〜小学生600円
電話:06-4399-9050

『千住  博  &  チームラボ コラボレーション展『水』』
期間:2018年7月14日(土)~9月2日(日)※会期中無休 
時間:11:00~19:00(7/14は~16:00)※入館は閉館30分前まで
会場:堂島リバーフォーラム(大阪市福島区1-1-17)
料金:一般1000円、高校生以下500円
電話:06-6341-0157

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