南海、日本初の窓口モバイル決済導入

2018.6.29 13:00

駅窓口でのモバイル決済のイメージ

(写真3枚)

南海電鉄(本社:大阪市中央区)が、7月14日よりモバイル決済サービス「Alipay(アリペイ)」と「WeChat Pay(ウィチャットペイ)」を一部の駅窓口で導入。同社によると、駅窓口での取扱いは日本初となる。

中国国内では公共料金からタクシーの支払いまで、広く普及しているモバイル決済。なかでもアリババグループが提供するアリペイと、中国版LINEとも称されるWeChat(運営:テンセント)に付随するウィチャットペイの2つの決済サービスは、非常にポピュラーな手段として定着している。

昨年、「関西国際空港」の国際線旅客数が開港以来初めて2000万人を突破し、うち約7割の1501万人が外国人利用者とこちらも過去最高を記録。関空に乗り入れる南海電鉄の空港線も訪日客の利用が増え続けており、今回はインバウンド向けの利便性向上対応のひとつとみられる。

関西国際空港と大阪市内を結ぶ南海空港特急「ラピート」。レトロフューチャーがデザインコンセプト
関西国際空港と大阪市内を結ぶ南海空港特急「ラピート」。レトロフューチャーがデザインコンセプト

取り扱うのは、難波、新今宮、天下茶屋、りんくうタウン、関西国際空港、高野山の6駅にある窓口。乗車券、特急券、座席指定券、特別車両券など、窓口で取り扱う各種きっぷが、インターネットに接続しているスマートフォン・タブレットで決済できる。

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