オシム氏「セネガルは最も困難な相手」

2018.6.21 15:00

大会前に日本やセネガルの親善試合を観たというイビチャ・オシム氏

(写真2枚)

武井壮、小杉竜一がMCをつとめる毎日放送『戦え!スポーツ内閣』。その6月20日放送回に、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏がVTRで登場。日本代表の次戦の相手・セネガルについて語った。

オシム氏は、1990年のW杯イタリア大会で母国ユーゴスラビアをベスト8に導いた名将。2006年に日本代表監督に就任するも、翌年、脳梗塞で倒れて退任。しかし、その後も人生に通ずる示唆に富んだ言葉の数々は、ことあるごとにメディアから求められてきた。

24日・深夜0時からおこなわれる日本代表対セネガル代表の試合について、「H組でもっとも困難な相手」と評したオシム氏。その一方で、「コロンビアのような狡賢さは、セネガルにはない」「彼らより速く頭を使って粘り強くプレーすれば、ゴールを奪うことは不可能ではない」と、攻略のヒントも提示した。

かつてオシム氏のもとでプレーした元日本代表の加地亮氏

そして、2大会ぶりの16強を目指す日本代表について、「自分たちを信じることだ。日本は運動量が豊富で、走ることに長けている。技術的にも戦略的にも高く、アグレッシブなゲームができる。それはサッカーにおいてとても重要なことだ」「試合が終わったあと、必ず悔いが残るだろう。しかし、終わってからでは遅い。試合中に後悔しないようにいろいろやってみなさい。日本になら、それができる」と締めくくった。

そのオシム語録の数々に、かつてオシム氏のもとでプレーした元日本代表の加地亮氏は、「涙が出そう」とコメント。そして、「日本ができることを論理的に、しかもクールなのに熱があって。背中を押してくれるような。日本を評価してくれて勇気が出ましたね」と語った。

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