京都・祇園の町家に南仏の老舗洋菓子店

2018.5.25 12:00

石畳の新橋通に面する町家が店舗に。和と洋が、心地よくミックスされている

(写真13枚)

創業70年を誇る南仏プロヴァンスのパティスリー「ラ メゾン ジュヴォー」の京都祇園店が、東京・広尾、名古屋につぎ、国内3店舗目として5月25日にオープンした。

ジュヴォーはフランスで4つ星評価されているショコラをはじめ、アーモンドなどのナッツやフルーツをふんだんに使った焼菓子や、生菓子を展開。岩という意味の「ロカイユ」は、大きなメレンゲのなかに、とろりとしたムースを組み合わせた独創的なスイーツで、「私たちの本店がある街・カルパントラから見えるヴァントゥー山にあるゴロゴロとした岩からインスパイアされて生まれたのです」と、3代目パティシエ・ピエールの妹であるマイイさんは話した。

ロカイユのほうじ茶風味は350円(税抜)。マイイさんおすすめの食べ方は、これにバニラアイスとフルーツを添えて

マイイさんは店舗のマネジメントを担当し、おじいさんが考案した「シトロネル」はぜひ食べて欲しいと言う。マドレーヌ生地とレモンクリームが層になった爽やかな風味の味わいで、レモンの皮のコンフィチュールがアクセント。このほか、京都店限定として、ロカイユのほうじ茶フレーバーや、ほうじ茶のラングドシャ、抹茶のキャラメルなどもおすすめ。

「ラ メゾン ジュヴォー」マネジメント担当のマイイさん。京都店は、東京、名古屋についで3店舗目となる

また、2階のサロンではキッシュやクロワッサンサンドなどのブランチメニューやケーキセット(各1200円・税抜)、コーヒー、紅茶以外に自家製レモネードやワインなどのアルコールも飲める。アルコール以外のドリンクは本日のお茶菓子が付くというお楽しみも。いろんなお菓子に使われるフルーツのコンフィチュールを、銅鍋でじっくりと、火を入れては寝かせて2カ月かけて作るというのがジュヴォー家のこだわり。ほかでは体験できない、南仏伝統の味を楽しんで。

「La maison JOUVAUD 京都祇園店 ブティック&サロン」

2018年5月25日(金)オープン
住所:京都市東山区大和大路新橋上ル元吉町71-5
営業:10:00〜21:00
電話:075-525-5211

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