山田洋次監督、寅さんの原典を音楽劇に

2010年の新派公演『麥秋』より本格的に舞台にも取り組んでいる山田洋次監督。大阪出身だが、地元で自身の舞台上演は稀少
『男はつらいよ』シリーズの山田洋次監督が脚本・演出を手掛ける音楽劇『マリウス』が、6月に大阪で上演。昨年、東京初演で主演をつとめた今井翼が病気休演となり、新たに桐山照史(ジャニーズWEST)を主演に、大阪ならではの『マリウス』が誕生する。
本作はマルセル・パニョルによるフランスの人気喜劇。1931年のマルセイユを舞台に、船乗りに憧れる青年マリウスと恋人ファニーの切ない愛や、人々の温もりが描かれる。山田監督は青春時代この戯曲に触れ、日本人に通じる人情の世界に感動。幼い頃から親しんできた落語と、この戯曲をベースに映画『男はつらいよ』を生み出したという。
寅さんシリーズと言えば、ひとつのところに留まらない男のロマンと滑稽さを、失恋という苦い思いを絡めて描いた人情喜劇。最新映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III』(5月25日公開)でも、笑っているうちにホロリとする山田ワールドが展開する。
この戯曲も、のどかな港町の人間模様のなかに、男女の機微や様々な愛が凝縮。本公演では、台詞の延長のように展開する歌、内なる想いを表現する激しいフラメンコなどのダンスが織り交ざっているだけに、「寅さんの世界が音楽劇になったら」と想像しながら劇場へ足を運ぶのも一興だ。

マリウス役の桐山は、初挑戦するフラメンコの猛特訓に励んでいるといい、舞台『アマデウス』のモーツァルト役で見せた硬軟自在な演技力でも魅了するだろう。また、ファニー役に再び挑む瀧本美織も、定評ある歌やダンスに磨きをかけ、一段と深まった女性像を見せるはず。ほかに、綾田俊樹、林家正蔵、柄本明ら頼もしいメンバーが出演。大阪公演は6月8日から26日まで、「大阪松竹座」にて。チケットは現在発売中。
文/小野寺亜紀
音楽劇『マリウス』
日程:2018年6月8日(金)~26日(火)
会場:大阪松竹座(大阪市中央区道頓堀1-9-19)
料金:1等席12500円、2等席6500円
電話:06-6214-2211
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大河ドラマ『豊臣兄弟!』解説コラムまとめ【毎週更新】
NEW 6時間前 -
大阪アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2026.5.13 14:00 -
京都アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.5.11 14:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.5.11 13:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2026年版、ホテルで食べ放題
2026.5.11 11:00 -
大阪ビアガーデン2026年版、注目の食べ飲み放題をピックアップ
2026.5.11 10:00 -
大阪・関西ビュッフェ2026年版、ホテルの食べ放題を満喫
2026.5.7 12:00 -
関西人なら“1文字も聞かずに”正解できる!?クイズ[PR]
2026.5.7 08:00 -
【大阪】おすすめの手土産2026年、地元メディア取材の最新情報
2026.5.1 11:00 -
都会のオアシスすぎる難波の穴場でピクニックしてみた[PR]
2026.4.23 17:00 -
神戸アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.4.14 11:00 -
【お笑い芸人】インタビューまとめ【2026年】
2026.4.14 07:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.4.8 11:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.4.8 10:00 -
バリアフリーでおでかけしやすい、兵庫のあの街この街[PR]
2026.3.31 08:30 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2026最新版
2026.3.30 17:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2026年最新版】
2026.3.24 09:00 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2026.3.23 09:00 -
【大阪・関西万博2025】半年間ありがとう!地元編集部が取材した人気グルメから穴場スポットまとめ
2025.12.31 11:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2026年上半期の運勢は?
2025.12.26 00:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア






人気記事ランキング




写真ランキング





ピックアップ






エルマガジン社の本

