大正ロマンと昭和モダンの絵画、神戸で

2018.4.21 14:00

210点もの作品が展示。手前はポスターにもなっている小早川清の木版画「近代時世粧ノ内 一 ほろ酔ひ」

(写真2枚)

「大正ロマン」「昭和モダン」と称される文化を感じられる展覧会『大正ロマン昭和モダン 〜竹久夢二・高畠華宵とその時代〜』が、21日より「神戸ファッション美術館」(神戸市東灘区)で開催。大正時代から昭和にかけて描かれた独特なタッチの絵画や版画が展示されている。

それまでの日本文化と明治時代に入ってきた西洋文化が交じり合い、新しい大衆文化が花開いた大正。本展では、叙情的な女性像で一世を風靡した竹久夢二、高畠華宵らの甘美な少女像や少年像が多く展示される。そのほか、女性誌『それいゆ』の中原淳一など昭和に入り活躍する画家らの作品も含め、展示は約210点。

「それいゆ」の表紙や絵葉書など中原淳一の作品も多数展示。手前は『ジニアそれいゆ』昭和29年7月号より原画あしながおじさん「それいゆ」の表紙や絵葉書など中原淳一の作品も多数展示。手前は『ジニアそれいゆ』昭和29年7月号より原画あしながおじさん
「それいゆ」の表紙や絵葉書など中原淳一の作品も多数展示。手前は『ジニアそれいゆ』昭和29年7月号より原画あしながおじさん

期間は7月1日まで。料金は500円、大学生と65歳以上は250円、高校生以下無料。

『大正ロマン昭和モダン展』

日程:2018年4月21日(土)〜7月1日(日)
会場:神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
料金:一般500円、大学生・65歳以上250円、高校生以下無料
電話:078-858-0050

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