鈴木おさむ「崩れる吉田羊を見たかった」

2018.4.17 20:30

映画『ラブ×ドック』の舞台挨拶に登場した女優の吉田羊(左)と鈴木おさむ監督(17日・大阪市内)

(写真2枚)

売れっ子放送作家・鈴木おさむが初監督をつとめる映画『ラブ×ドック』。その舞台挨拶が17日、大阪「阪急うめだホール」(大阪市北区)でおこなわれ、主演の吉田羊と鈴木監督が登壇した。

イベント冒頭、「うちの妻(森三中の大島美幸)はハリセンボンと仲悪くないです。仲いいですよ」とぶっ放した鈴木監督。その初監督作品は、アラフォー独身女性の理想と現実が噛み合わない恋模様をコメディタッチに描いている。吉田が演じたのは、仕事で成功を収めながらも、恋愛でいろんなものを無くしてきた40歳のパティシエだ。

その吉田の起用について鈴木監督は、「独身であって欲しかったのと、あと、コメディのセンス。コメディが上手いと、泣きの芝居も絶対お上手なので。それと、(主人公が劇中で)ボロボロになっていくので、クールビューティが壊れていく姿を見たかった」とコメント。

吉田羊(左)と鈴木おさむ監督(17日・大阪市内)

映画では、女性同士の友情についても描かれているが、「コンプレックスを抱いている女性って、独特の人生観を持ってるんですよね。うちの奥さんとかね、『美人は性格が悪い』ってずっと言ってて(笑)。テレビを観て、『こいつ整形したな』とかばっかり言ってるんですけど、その女友だちの関係を見てて、面白いなって」と語った鈴木監督。そして、「羊さんは性格いいですよ。広末さんもいい。だからうちの奥さんに言いました。『お前、それは嫉妬だ』と。美人は性格悪くあって欲しいという(笑)」とも。同作は、5月11日から公開される。

映画『ラブ×ドック』

2018年5月11日(金)公開
監督:鈴木おさむ
出演:吉田 羊、野村周平/玉木 宏、ほか
配給:アスミック・エース

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