『おかあさんといっしょ』（ＮＨＫ　Ｅテレ）のうたのおにいさんを２０１７年に卒業した横山だいすけが、「兵庫県立美術館」（神戸市中央区）でおこなわれる『ジブリの大博覧会』のオフィシャルサポーターに就任。開催初日の４月７日、会場を訪れた。

横山は大のジブリ好きで、「以前スタジオジブリに伺ったら、たまたま宮崎駿監督がおられ、緊張して言葉が出なくなってしまって。本当に好きだと『好きです』と目の前で言えないんだなと思いました」と語るほど。「この展示では『ここから映画が始まったんだ』とわかる資料や展示物がいっぱい。読み進めていくと、自分がジブリの一員になって作品完成まで一緒に歩めるようになっています」と展覧会をアピールした。

横山は４月１４・１５日に「大阪城ホール」でライブを控えており、ジブリソングも披露する予定。「映像と音楽は表裏一体。映画を観ていない人が観たくなるように、観た人には作品を思い出してもらえるように、映画の世界観が届けられるように歌います」と意気込みを語った。

『ジブリの大博覧会』では、スタジオジブリ各作品の制作段階のポスターや企画書が揃うほか、『風の谷のナウシカ』の飛行船が展示室に浮かぶなど、ジブリの世界観をめいっぱい味わうことができる。開催期間は７月１日まで。

取材・文・写真／合楽仁美