サントリー京都ビール工場が刷新、試飲も

2018.4.5 09:00

仕込設備を間近で。熱気とその大きさに驚く

(写真8枚)

昨年12月から見学を休業していた、京都・長岡京市にあるビール工場「サントリー〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」がリニューアル。4月5日からビール製造現場の見学を再開する。

「ザ・プレミアム・モルツ」などの商品をつくる、醸造家の情熱とこだわりをより深く伝えるため、施設を刷新。ブランドカラーの金・紺を基調とした内装のエントランスには、創業者・鳥井信次郎から続く「サントリービールの挑戦の歴史」を展示、その奥にはシアターホールを新設し、つくり手の思いを紹介する映像をこれまで以上に集中して体感できる空間となった。

ガイドの丁寧な説明とともに広い工場内をめぐる「ガイドツアー」(約70分・無料・要予約)では、大きな仕込釜や貯酒タンク、缶や瓶にビールが充填されていく工程、梱包された製品がトラックに詰められ出荷されていく様子・・・といったビール製造の裏側を見学。ホップの華やかな香りが充満する仕入エリア、内部が100度以上になる釜の熱気など、実際に訪れないとわからない体験にわくわく。

試飲では、鼻に抜ける華やかな香りとクリーミーな泡を堪能できる
試飲では、鼻に抜ける華やかな香りとクリーミーな泡を堪能できる

そしてお楽しみの試飲タイムでは、「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」「〜ザ・プレミアム・モルツ 〜マスターズドリーム」の3杯も試飲OKという太っ腹さ。和の空間に改装された会場で、工程をじっくり見学した後に飲む出来たてビールの美味しさは格別だ。

「天然水の森 きょうと西山」の育林材のテーブルなど和の空間で試飲が楽しめる
「天然水の森 きょうと西山」の育林材のテーブルなど和の空間で試飲が楽しめる。ほか「ザ・プレミアム・モルツ講座」(約90分・無料・要予約)も開催

川崎真吾工場長は「ビールのシェアが全体的に減っているので、まずはビールを元気にしたい。サントリーの商品、そしてそれを造っている人のこだわりを工場で実感していただきたい」と意気込む。GWは混雑が予想されるため、工場見学は早めの予約がおすすめ。「阪急西山天王山駅」「JR長岡京駅」からは無料シャトルバスが運行される。

併設されたブルワリーショップでは、ビールはもちろん、工場限定の「クラッツ(枝豆味)」などおつまみ、グラスやコースターが販売される
併設されたブルワリーショップでは、ビールはもちろん、工場限定の「クラッツ(枝豆味)」などおつまみ、グラスやコースターが販売される

「サントリー〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」

2018年4月5日(木)リニューアルオープン
住所:京都府長岡京市調子3-1-1
時間:9:30~17:00 ※年末年始・工場休業日は休み
料金:入場無料
電話:075-952-2020

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