恋多き作家・東郷青児、大阪で美人画展
2018.1.14 09:00

《パラソルさせる女》1916年 一般財団法人陽山美術館 初出品にして二科賞を受賞した衝撃のデビュー作
(写真6枚)
誰よりも女性を愛し、女性を描いた画家、東郷青児。昭和モダン文化を彩り、幅広い画業を残した彼の生涯を振り返る展覧会が、「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)で2月16日からおこなわれる。
3度の結婚に心中未遂など、私生活では恋多き男として知られた東郷は、1916年に19歳で二科展に衝撃デビュー。フランスに渡りピカソらと交流し、帰国後はフランス仕込みのセンスで本の装丁や挿絵、雑誌の表紙絵、企業の広告デザインなどに手腕を発揮した。この頃、藤田嗣治とともに百貨店など商業施設の仕事もおこなっている。

10代の頃から竹久夢二の店に出入りし、作曲家・山田耕筰から感化を受け、有島生馬に才能を認められ・・・と出会いにめぐまれた東郷の人生。同棲生活を送った宇野千代や、本の装丁を通じて交流のあった川端康成など、文学者とのつながりも深かった。東郷の描く「青児美人」は、昭和の美のアイコンとして一世を風靡。どこまでも静かな表情で、清らかさと官能性が共存するミステリアスな女性像だ。生涯にわたって彼が求めたこの唯一無二の女性美の魅力と秘密をひもといていく。期間は4月15日まで、料金は一般1300円。

『生誕120年 東郷青児展 夢と現(うつつ)の女たち』
期間:2018年2月16日(金)〜4月15日(日)※2/19・26、3/5、4/2休
時間:10:00〜20:00(月土日祝は〜18:00)※入館は閉館30分前まで
会場:あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F)
料金:一般1300円、高大生900円、小中生500円
電話:06-4399-9050
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
NEW 19時間前 -
京都クリスマスケーキまとめ2025年、百貨店から高級ホテルまで
NEW 20時間前 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 20時間前 -
大阪クリスマスケーキ2025年、高級ホテルから百貨店まで
NEW 2025.10.27 10:00 -
活気と人情に満ちた、OMOろい旅 in 東京・大塚[PR]
2025.10.25 09:00 -
未来の「新大阪駅」南エリアを2日間限定で体験![PR]
2025.10.24 16:00 -
BBQなどの体験が、最大56%オフ!?大東市[PR]
2025.10.24 08:30 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2025.10.23 16:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2025.10.20 14:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2025.10.20 11:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
2025.10.16 10:00 -
京都「オーバーツーリズムって何?」#空いてる国宝萬福寺[PR]
2025.10.15 18:15 -
【大阪・関西万博2025】半年間ありがとう!地元編集部が取材した人気グルメから穴場スポットまとめ
2025.10.13 11:00 -
淡路島の「日本酒」に注目!秋の旬と味わう旅へ[PR]
2025.10.10 17:00 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.10.8 11:00 -
港町の心地よさに浸る、OMOろい旅 in 函館[PR]
2025.10.7 16:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2025.10.1 08:30 -
なぜこんなに「宇治抹茶」が世界的に人気なのか?[PR]
2025.9.30 08:00 -
写真を撮って…豪華賞品ゲット!期間限定コンテスト[PR]
2025.9.29 19:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2025最新版
2025.8.22 17:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア









人気記事ランキング




写真ランキング






ピックアップ







エルマガジン社の本

