大阪出身の奥村佳恵「関西弁がおかしい」

ドラマ『新・ミナミの帝王』でウェイトレス・船場藍役の女優・奥村佳恵
人気マンガ『難波金融伝・ミナミの帝王』(原作・天王寺大/画・郷力也)を実写化した千原ジュニア主演のドラマ『新・ミナミの帝王』、そのシリーズ14作目が6日に放送。そのなかで、女優・奥村佳恵演じるウェイトレス・船場藍の巣立ちが描かれる。
奥村は、蜷川幸雄演出の『音楽劇 ガラスの仮面』でヒロインのひとり・姫川亜弓役に抜擢され、2008年8月に女優デビュー。蜷川演出の舞台3作品に続けて起用され、その後は、長塚圭史、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、白井晃が演出する舞台に出演。2014年には、野田秀樹作の一人芝居『障子の国のティンカーベル』、故・松本雄吉演出の『十九歳のジェイコブ』にも出演した、演劇界注目の若手女優だ。
『新・ミナミの帝王』で共演する俳優・大東駿介は、奥村について「芝居のリズムも独特だし、一緒に芝居していてすごい楽しかったです。あんまりいないタイプの女優さんで、俺が偉そうに言うのは違うんですけど、『40歳、50歳の芝居はどうなっているんだろう?』って、とても興味のある女優さんです」と、その演技を高く評価する。

そんな奥村は、1989年生まれの大阪出身。しかし、初めて出演したシリーズ7作目では、「『関西弁のアクセントがおかしい』『関西弁喋れてへんやんけ!』というツッコミがあったというのを又聞きして、驚きました。意外に大阪って細分化されていて、アクセントが違ったりするので、ひと括りに関西弁といっても、違うんだと思いました。関西出身でも違うって思われることもあるんだって(笑)」と振りかえる。

そして、自身が演じる船場藍の巣立ちが描かれたシリーズ最新作については、「男の人側が最低で、勧善懲悪ですね(笑)。悪事を働いている人は他人事じゃないという気持ちで見てほしい。『悪いことしたらミナミの鬼来るで』という感じで見てもらえたら(笑)」とコメント。同番組は1月6日・午後4時から放送される(関西ローカル)。
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