ヴァンクリと日本工芸が、京都で共演

《3羽の鳥のクリップ》 ヴァン クリーフ&アーペルコレクション 1946年 ゴールド、プラチナ、サファイア、ルビー、ダイヤモンド Patrick Gries © Van Cleef & Arpels
フランスを代表するハイジュエリー・ブランド「ヴァン クリーフ&アーペル」。『技を極める ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸』と題した展覧会が、4月29日より「京都国立近代美術館」(京都市左京区)でおこなわれます。同社では年に1度、1カ国、1都市、1美術館で展覧会を開催しており、2017年の舞台が日本の京都というわけです。
宝石カット職人のアルフレッド・ヴァン クリーフと宝石商の娘エステル・アーペルが結婚し、1906年にパリで創業した「ヴァン クリーフ&アーペル」。独自のスタイルと創造性、優れた技術を持つ同社は、1925年の『パリ万博』で薔薇のブレスレットが金賞を受賞、1956年にはモナコ大公とグレース・ケリーの成婚にあたりモナコ公国公式御用達に選ばれるなど、輝かしい実績を誇ります。

本展では、同社の歴史や制作技術の変遷が窺えるハイジュエリー約270点を展示するほか、日本の明治・大正期に作られた超絶技巧の工芸作品(七宝、陶芸、漆芸、金工など)約70点を展示予定。ハイジュエリーと日本の工芸作家の作品を組み合わせて展示することにより、仏日文化の融合と新たな可能性の模索もおこなわれます。工芸ファンなら見逃し厳禁の展覧会です。
文/小吹隆文(美術ライター)
『技を極める ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸』
期間:2017年4月29日(祝・土)~8月6日(日)
時間:9:30~17:00(6月までの金・土曜~20:00、7〜8月の金・土曜〜21:00)※入館は閉館30分前まで 月曜休 ※7/17開館、6/13・7/18休館
会場:京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)
料金:一般1500円、大学生1100円、高校生600円、中学生以下無料
電話:075-761-9900(テレホンサービス)
※会期中に関連イベントあり。詳しくは公式サイトにて
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
NEW 5時間前 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 5時間前 -
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 5時間前 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2025.9.16 14:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 2025.9.16 12:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2025.9.14 08:30 -
「何度も見たくなる」ファン続出、宇治×京アニ秘話[PR]
2025.9.12 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
カード利用で街がもっと便利に。アメックスで繋がる輪[PR]
2025.9.8 07:00 -
グラングリーン大阪で食べる、買う、楽しむ! 14選[PR]
2025.8.29 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
関西人なら違和感に気付く!? 8コの異変探し[PR]
2025.8.28 08:00 -
新しいものを全力で楽しむ!OMOろい旅 in 熊本[PR]
2025.8.25 09:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年下半期の運勢は?
2025.7.1 00:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.6.30 11:00 -
京都・貴船&高雄のおすすめ川床、ランチからカフェまで【2025年】
2025.6.19 12:00