滅んだ噺を復活、古典ならぬ古墳落語

滅んだ噺を復活させる試みを5月から始める、小佐田定雄(左)と桂かい枝
『時うどん』や『饅頭こわい』など長く語り継がれる古典落語。その一方で、時代に埋もれていった多数の噺があるが、そんな一度は滅んだ噺を復活させる試み『桂かい枝・小佐田定雄の「発掘カイシ!」その1・復活古墳落語』が、5月19日に「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)で開催。4月13日、「上方落語協会会館」で会見がおこなわれた。
今回の落語会は、関西で多くの新作落語を手がけ、今年40周年を迎える落語作家の小佐田定雄と、昨年『繁昌亭奨励賞』を受賞した実力派・桂かい枝が企画。「古墳落語」とは滅んで埋もれた噺をさして故・桂米朝が言った言葉だ。小佐田は、「何か面白いことをやろう、やるからには後世に残り寄席でできる噺にしよう、と芸能史研究家の前田憲司さんに『誰も知らない題のみ残る噺』をあげてもらった。そのなかから今回は1894年(明治27年)の『桂派落語演題集』という番付に載る『屁臭最中』を選んだ」という。
「まさに『お題噺』。ただ『へくさもなか』なのか、読み方さえわからない。中身は想像できるが、汚い噺にはしないと決めて『へくさのさいちゅう』とし、遊びを入れて復活させた。落語家が増えて新しい噺が求められているなか、古い題でも使えるものは使う。これも一つの落語の作り方」と小佐田は意気込む。大阪・船場を舞台に得意の古典風味に仕立てて、20分程度の寄席仕様になった。

演じるかい枝は「面白い落語になっています。笑いもたくさん入るかわいい恋愛ものの噺。女子高生が聞いても共感できると思う」と自信をのぞかせる。会では大ネタの『帯久』も披露予定。かい枝にとっては二重の挑戦となる。今回の「発掘」で、どう蘇るのか楽しみ。成功すれば違う趣向の発掘噺も考えているという。チケットは前売2500円で、現在発売中。
取材・文・写真/やまだりよこ
『桂かい枝・小佐田定雄の発掘カイシ!~その1・復活古墳落語~』
日程:2017年5月19日(金)・19:00〜
会場:天満天神繁昌亭(大阪市北区)
料金:前売2500円、当日3000円
電話:078-452-6814(オフィス・ビギニング)
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
春コスメ求め、梅田ダンジョンに潜り込んだら…[PR]
NEW 17時間前 -
大阪・関西ランチビュッフェ2026年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 2026.3.4 13:00 -
梅田で飲む・食う・遊ぶ 雑誌ミーツが完全攻略![PR]
NEW 2026.3.4 10:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2026年版、ホテルで食べ放題
NEW 2026.3.3 10:30 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
NEW 2026.3.3 10:00 -
大阪アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2026.3.3 10:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2026年版
NEW 2026.3.2 14:00 -
飲み放題付き5000円以内!梅田で歓送迎会[PR]
2026.3.2 07:30 -
グラングリーン大阪で夜ごはんシーン別おすすめ12店[PR]
2026.2.28 10:00 -
よくその企画通ったな!?リゾナーレトマム、攻めすぎ[PR]
2026.2.28 09:00 -
大河ドラマ『豊臣兄弟!』解説コラムまとめ【毎週更新】
2026.2.27 13:00 -
ここがスゴいよ日本人…レンタルファミリーに驚き[PR]
2026.2.27 08:00 -
知らんかった…宮崎県の魅力を関西人が勝手に討論![PR]
2026.2.23 20:00 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2026.2.20 10:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.2.18 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.2.15 11:00 -
神戸のホテルでいちごスイーツ&自家製パン食べ放題![PR]
2026.2.15 10:00 -
「奥大和」ってどこ…?奈良で絶景アウトドア4番勝負[PR]
2026.2.4 17:00 -
【お笑い芸人】インタビューまとめ【2025年】
2026.2.3 12:00 -
人気!大阪でリンツチョコレートのアフタヌーンティー[PR]
2026.2.2 12:00 -
絶景なのに【穴場】…梅田・飲食フロアを網羅[PR]
2026.2.2 07:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア






人気記事ランキング




写真ランキング







ピックアップ






エルマガジン社の本

