エルマガ復活? 新シリーズの旅本が発売

2017.3.17 07:00

『おとなのエルマガジン 日帰り 歩く旅[関西版]』表紙

(写真2枚)

1977年の創刊以来、『プレイガイドジャーナル』『ぴあ』といった雑誌とともに、関西在住の若い才能を積極的に取り上げてきた情報誌『Lmagazine』(京阪神エルマガジン社)。2008年に惜しまれつつも休刊した同誌が、45歳以上のアクティブシニアをターゲットにした新シリーズ『おとなのエルマガジン』を立ち上げることとなった。

昭和と平成の30年を見つめてきた関西の情報誌『Lmagazine』は、ネットのない時代、さまざまなカルチャー情報を若者を中心とした読者に提供。今日に続く関西カルチャーシーンの礎となった。現在の便利な検索時代とはまた違う、「知らないことを本で探す」楽しみを提供してきた雑誌だった。それから10年、『おとなのエルマガジン』としてその幕が再び上がることとなる。

担当編集者は、「45歳以上の、アクティブな方の顔がまず浮かびました。苦楽をともにしてきた家族とともに余暇を楽しみ、身の丈のライフスタイルを実践しながら、質の高い老後の遊びを探す。知的好奇心旺盛で遊び上手。ただ単純に目的地を目指すだけではなく、『体験』を求める世間の風潮のなか、『旅』『おでかけ』をフィーチャーすることが、現代に最適なアプローチではないか」と、新シリーズ立ち上げの動機とターゲット読者についてコメントしている。

近江八幡のヴォーリズ建築を歩くのは、建築史家・倉方俊輔さん
近江八幡のヴォーリズ建築を歩くのは、建築史家・倉方俊輔さん

そのシリーズ第一弾となるのは、『日帰り 歩く旅 関西版』。関西圏内の「死ぬまでに一度は行きたい」名勝・古刹・絶景をまとめた1冊。巻頭にはみうらじゅんのほか、気鋭の建築家やアーティストらが案内人として登場。立ち寄りや食事処のほか、ネットでは調べがたい道中の細かな経路やマップも掲載している。今後、「旅とおでかけ」をテーマに、年4冊の刊行が予定されている。関西エリアの書店・コンビニで3月17日発売(950円)。

『おとなのエルマガジン 日帰り 歩く旅[関西版]』

2017年3月17日(金)発売
定価950円/京阪神エルマガジン社
「旅とおでかけ」をテーマに年4冊刊行予定。第2弾は6月中旬発売『大阪駅から行く 青春18きっぷの旅(仮)』。新マスコットの名前も募集中(詳細は誌面で)。

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