関東では芸能人御用達の手みやげとして知られ、2015年にはミシュランで、星は付かないまでもコストパフォーマンスが高い「ビブグルマン」入りも果たした「天のや（あまのや）」（東京都港区）。その人気商品のひとつ、たまごサンドが、「阪神梅田本店」（大阪市北区）の催事で１月31日まで期間限定で販売が始まり、初日から午前中に売り切れるほど注目の１品となっている。

麻布十番に本店を構える「天のや」は、元々は85年前に大阪・宗右衛門町で創業した老舗甘味処。そのため女将オリジナルの玉子サンドも、ふわふわのパンにだし巻きを挟んだ関西風で、お出汁がたっぷりが染み込んだジューシーなだし巻きの甘さと、マスタードが利いたマヨネーズのピリッとした辛さが絶妙なバランスで味わえる。

看板メニューとして長年愛されてきたが、グルメ芸人として知られる寺門ジモンや宮迫博之、EXILEのTAKAHIROなど多くの有名人が、重宝している差し入れとしてテレビなどで紹介し、口コミなども相まって人気に火がついた。今回関西の催事では初登場ということで、１度食べてみたい！と開店直後から人々が行列を作っている。

同店が出店する催事『阪神の有名駅弁とうまいもんまつり』に登場したたまごサンド。ほかにも駅弁ファンからの支持が熱く今回実演販売となった宮島の「あなごめし」1944円などが登場し、混雑必須の催事は開店からお昼にかけての時間帯が狙い目だそう。期間は1月31日まで。

文／浅野はるか