サマソニ大阪、注目アーティストはこれ!
そして、ジャズだけにとどまらないアグレッシヴなサウンドで世界を駆けめぐる上原ひろみ(21日)は、近年に不動のトリオを形成してきたアンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスが健康上の理由によって出演不可能と診断される不測の事態に。しかし、大阪では矢野顕子トリオで来日ツアー中のウィル・リーとクリス・パーカーが急遽代役で彼女のバックを務めることが決定し、タップダンサーの熊谷和徳もゲスト参戦。70年代から数多くの大物ミュージシャンたちと共演を重ね、アンソニー&サイモンに劣らないキャリアと実力を誇る鉄壁のリズム隊を迎え、何が飛び出すか当日になるまで誰にもわからないこの日限りのスーパー・セッション的なステージは見逃し厳禁だろう。
こちらも日本を代表するワールドワイドな存在となったBABYMETAL(21日)も、海外の大型フェスでの活躍や「メタル・ゴッド」ことジュ―ダス・プリ―ストのロブ・ハルフォードとの共演などを経ての凱旋とあって、もはや洋楽勢の第一線級と同列のイメージ。人気と知名度を考えればもっと大きなステージに出るべきではとの声もあるが、アット・ザ・ドライブ・インとブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインという米英のラウド系バンドに続いてという最高の流れで堂々とトリを務める今回のステージは、彼女たちのキャリアにおいてひとつの頂点を示したものとなりそうだ。
最後は、サマソニが以前から力を入れてきたアジア枠から一組。韓国を拠点に、クール&ザ・ギャングなどの70年代のファンクやディスコからの影響を強く感じさせるグルーヴィーな音楽性で人気のスルタン・オブ・ザ・ディスコ(20日)は、英国を代表する名門フェスである『グラストンベリー』にも2度の出演を果たしている実力派。昨年には韓国でも日本のスクービードゥーとの対バンライブを成功させ、国境を越えての活躍をさらに加速させている彼らだけに、近年の「モダン・ヴィンテージ・ソウル」などに注目している聴き手も今一度チェックしておきたい。
文/吉本秀純
『SUMMER SONIC 2016 OSAKA』
日時:2016年8月20日(土)・21日(日)・11:00開演
場所:舞洲サマーソニック大阪特設会場
料金:前売1日券14,000円、前売2日券25,500円、プラチナチケット 25,000円(サマソニ1日券+プラチナ特典、枚数限定)
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