本物同様の運転シミュレータ、京都鉄博

2016.4.29 17:00

モニタには様々な風景が流れるが、運転に集中すると景色を楽しむ余裕などないに等しい

(写真5枚)

4月29日にオープンする「京都鉄道博物館」(京都市下京区)。53両もの貴重な車両が収蔵されているだけでなく、様々な体験展示があるのも魅力のひとつだ。

運転士が訓練で使用するのと同等の運転シミュレータは、在来線と新幹線の2種類を体験可能。出発時の加速、安定した速度での運行、駅到着前の減速タイミングなど、各行程ごとの速度調整の難しさに誰もが驚くはず。

6台ある223系在来線は約3分、N700系7000番台の新幹線は2台あり、こちらは約5分の運転体験。各シミュレータごとに制服も用意され、大人も子どもも運転士になりきって楽しめる。

右に写るオレンジの車両を運転している。モニタは模型についたカメラの映像
右に写るオレンジの車両を運転している。モニタは模型についたカメラの映像

このほか、自動列車停止装置(ATS)や自動列車制御装置(ATC)の役割を知ることができる施設では、模型についたカメラからの映像を頼りに運転。こちらも減速をうまくコントロールするのが難しく、実際に使われている技術がどれだけ安全に列車を運行しているか知ることが出来る。チケットは一般1,200円、ほか。詳細は公式サイトにて。

「京都鉄道博物館」

2016年4月29日(祝・金)オープン
住所:京都市下京区観喜寺町(梅小路公園)
営業:10:00〜17:30 ※水曜及び年末年始休
料金:一般1,200円、高・大1,000円、小中500円、3歳以上200円
電話:075-323-7334

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