古川雄輝「イメージを1回壊して、狂気的な役やりたかった」

2016.2.27 15:30

180cmの長身も人気のヒミツ、俳優の古川雄輝

(写真1枚)

成長を否定した14歳の少年たちの愛憎劇を描いた映画『ライチ☆光クラブ』。その初日舞台挨拶が2月27日、「梅田ブルク7」(大阪市北区)でおこなわれ、俳優の古川雄輝と中条あやみが登場した。

ゼラの手袋をして登場した古川雄輝
ゼラの手袋をして登場した古川雄輝(2月27日・大阪市内)

2013年の主演ドラマ『イタズラなKissK〜Love in TOKYO』が中国にも配信され、中国版ツイッター・Weiboのフォロワー数が100万人超という古川。現地では「神男」と称され、絶大な人気を誇るイケメン俳優だが、本作では「光クラブ」を独裁的に支配するゼラを演じている。

「僕はラブストーリーが多いんですけど、そういうイメージを1回壊して、狂気的な役をやりたいと思っていたので、今回ゼラ役に巡り会えて良かったと思います。(ゼラは)共感できない部分が多いんですけど、今回自由にやらせていただきまして。監督がなんでもOKしてくださったので、細かいところですが結構勝手にやっちゃいました(笑)」

大人のいない世界を理想とするゼラら少年たちが結成した「光クラブ」があるのは、廃工場の秘密基地。撮影は真冬の12月、実際に廃工場にセットを組んでおこなわれ、とにかく寒かったという。

「夜から朝まで撮影して、陽が出たら撤収みたいな。一番寒い時間帯に学ランだけで。それに、血糊というのは水と一緒なので、水浸しになって撮影している感じで、非常に寒かったです。特に後半は、ずっと血を浴びているので(笑)」

監督は、2012年に映画『先生を流産させる会』で一躍注目を集めた内藤瑛亮。映画は「109シネマズ大阪エキスポシティ」(大阪・吹田市)ほかで上映される。

舞台挨拶に登場した中条あやみ(左)と古川雄輝
舞台挨拶に登場した中条あやみ(左)と古川雄輝(2月27日・大阪市内)

映画『ライチ☆光クラブ』

2016年2月27日(土)公開
監督:内藤瑛亮
出演:野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、中条あやみ、ほか
配給:日活
1時間54分
R15+
梅田ブルク7ほかで上映

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