シルク熱弁「相思相愛なんてない!」

2016.2.13 18:10

トークゲストで登場したシルク

(写真2枚)

ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた巨匠ウェイン・ワン監督のミステリー映画『女が眠る時』のティーチイン付き試写会が「朝日生命ホール」(大阪市中央区)でおこなわれ、美容番長・シルクと宇都宮まきがゲストで登場した。

女への執着が狂気へと変わっていく映画に、シルクは「古い映画で申し訳ないですけど、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』(1971年)を思い出しました。(ダーク・ボガード演じた老音楽家の)執念みたいなのが、この映画とバチッとはまって。背筋がゾッとするような」と、年齢非公表ながら懐かしの名作を引き合いに、映画の見どころを語った。

また、バレンタインにちなんだ恋愛トークでは、シルクは「相思相愛ってほとんどない!」と断言。「作っていくものだと思うんですよ。いきなり告白したら相手が迷惑です。なんの脈絡もないのに。それよりも、その人と友だちとなる方法を探って、段階がいります。いきなり告白はダメ。よっぽどの美女でないと。経験上ですよ」と熱弁。宇都宮はそれを聞いて、「スゴイ。今、頭がーんっと打ったような衝撃を受けました」と関心。観客からの恋愛相談にも熱く回答するシルクを見て、「NGKで恋愛イベント、2時間やったらどうですか?」と勧める一幕も。

トークで女性客を盛り上げたシルク(左)と宇都宮まき
トークで女性客を盛り上げたシルク(左)と宇都宮まき

イベント最後には「ミステリアスでもあるし、ノスタルジックでもあるし。こういう風に愛されたい瞬間もあるし、ちょっと怖いなという瞬間もあって。すべてが盛り込まれた映画だと思います。映像も美しいし」とPRも忘れなかったシルク。映画は2月27日から公開される。

映画『女が眠る時』

2016年2月27日(土)公開
監督:ウェイン・ワン
出演:ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、ほか
配給:東映 PG12

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