敷居も料金も低いオペラ、京都で

「春秋座オペラ」ポスタービジュアル
「敷居が高い」「料金が高い」と言われるオペラ。この二つの”高い”を解消し、幅広い人たちにオペラを楽しんでもらいたいと[京都芸術劇場 春秋座]が企画した第6回『春秋座オペラ』が12月に開催される。
オペラといえば、ドレスで着飾った大柄の歌手がセリフをすべて歌う劇で、少し難しい舞台芸術という印象。そんななかでも今年5月にはモーツァルトの傑作オペラ『フィガロの結婚』を野田秀樹が演出して話題となったり、来年オープンする[ロームシアター京都]で小澤征爾が指揮する喜歌劇『こうもり』では、セリフで演じる役者もキャストに含まれるスタイルをとるなど、比較的敷居の低い公演もある。この『春秋座オペラ』シリーズも、劇場の特徴である花道やセリ、廻り舞台など歌舞伎劇場という特殊な機構を活かした演出に、生の声を聴く醍醐味を味わうため一流の歌手をキャスティングし、そして何よりチケットは1万円以内で、と初心者にも優しい内容だ。

後列左から キャストの郷家暁子、川越塔子、鶴川勝也、中川正崇
今回の作品は、ひとりの女性をめぐる2人の男の駆け引きを描いたドタバタ喜劇が人気の『セヴィリアの理髪師』。もともと[京都芸術劇場 春秋座]は、歌舞伎とオペラが理想的にできる劇場をと2001年に建てられた劇場だが、キャパは通常850席、オーケストラピットを使うと750席弱と大掛かりなオペラはできない。春秋座の顧問プロデューサー・橘市郎さんは、「その上、隣には[びわ湖ホール]はあるし、大阪には[フェスティバルホール]がある。また、その頃から[ロームシアター京都]の噂も出ておりましたから、[春秋座]でオペラを上演するからには、その特殊性を考えなくてはいけないなと思いました」と経緯を語った。
歌劇『セヴィリアの理髪師』全2幕
日程:2015年12月12日(土)・13日(日) 14:00〜
会場:京都芸術劇場 春秋座(京都市左京区北白川瓜生山2-116)
料金:S席9,500円、A席7,500円、学生&ユース3,000円、ほか
電話:075-791-8240
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
【お笑い芸人】インタビューまとめ【2025年】
NEW 32分前 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 24時間前 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
NEW 2025.12.24 11:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2025.12.24 10:00 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
NEW 2025.12.23 18:30 -
話題の宇治・小倉エリアでハシゴ酒してみた[PR]
2025.12.19 19:00 -
関西の「縁起が良すぎる」手土産、新年のスタートに [PR]
2025.12.18 07:00 -
「初めてスナック行くなら宮崎」ってほんま?現地へ![PR]
2025.12.17 20:00 -
大阪のクリスマスディナー&ランチビュッフェ特集、ホテルで食べ放題・2025年版
2025.12.15 16:00 -
街歩きしながら再発見、OMOろい旅 in 小樽[PR]
2025.12.14 17:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
2025.12.11 12:30 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで食べ放題
2025.12.11 11:30 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2025.12.5 14:00 -
大阪クリスマスケーキ2025年、高級ホテルから百貨店まで
2025.12.5 10:30 -
京都クリスマスケーキまとめ2025年、百貨店から高級ホテルまで
2025.12.4 11:00 -
独自の進化を遂げた「宮崎うどん」3つの謎に迫る[PR]
2025.12.3 08:00 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.12.2 09:00 -
クリスマスはコスパ良く!ケーキやチキンをテイクアウト[PR]
2025.12.2 07:30 -
神戸を代表する4軒のバーで楽しむ『碧Ao』カクテル[PR]
2025.12.1 09:30 -
やなせ先生ゆかりの地で、「土佐弁」に触れる旅[PR]
2025.11.28 20:00 -
狙うなら今!北海道の穴場スポットへ[PR]
2025.11.28 07:30


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア






人気記事ランキング




写真ランキング







ピックアップ






エルマガジン社の本

