わらべ歌にまつわる都市伝説は以前からささやかれ、意味深な歌詞やウラに隠された背景が怪談話にもあがるほど。そんなわらべ歌が暗闇に浮かび上がるお化け屋敷が「奈良健康ランド」(奈良県天理市)で始まりました。
例えば、
「かごめかごめ」
かごめかごめ かごのなかのとりは
いついつでやる よあけのばんに
つるとかめが すべった
うしろのしょうめんだあれ
「夜明けの晩」や「後ろの正面」など意味不明な言葉が並ぶわらべ歌。罪人を「かこめかこめ」と役人が包囲し、落とされた罪人の首がどっちを向いたのか、という斬首説や、籠とは母親のお腹を意味し、身ごもった母が突き飛ばされるという流産説など諸説あるとか。
今回のお化け屋敷では、これらに加え「てるてる坊主」や「ずいずいずっころばし」など、幼い頃に歌った覚えのあるわらべ歌が巧妙な仕掛けで再現されます。また各エリアに隠されたこれらの楽譜を探さないと更なる恐怖に遭遇することにも。
「小学校高学年レベルに設定しているのですが、聞こえてくるのはほとんど大人の悲鳴です」と担当の湊さん。それもそのはず、映画村の「史上最恐のお化け屋敷」を作り上げたプロ集団・東映とのコラボ第3弾。セットや効果、演者のメイクまでリアルに再現された世界観は、心理的な後押しもあり、過去には腰を抜かして出口から這ってでてきた人もいたほど。わらべ歌の歌詞を読み返してから、暗闇に飛び込んでみて。
期間:2015年7月11日(土)〜8月31日(月)※7/13〜17は休
時間:14:30〜19:30(8/8〜16は、13:00〜21:00)
場所:奈良健康ランド(天理市嘉幡町600-1)
料金:540円(奈良健康ランド入館料別途要)※未就学児童は保護者同伴
URL:http://narakenkoland.net/