吉永小百合、日活映画デビュー作で「手が震えちゃって大変な思い」

イベント『吉永小百合と至福のひととき』に登場した吉永小百合(30日・大阪市内)
『第38回モントリオール世界映画祭』で審査員特別グランプリ&エキュメニカル審査員賞のW受賞を果たした、吉永小百合主演&プロデュースの映画『ふしぎな岬の物語』。その公開を記念したイベント『吉永小百合と至福のひととき』が30日、抽選で選ばれたファン100人を招いて、大阪市内のホテルで開催された。
吉永小百合演じる、のどかな岬で小さなカフェを営む女主人・悦子の悲喜こもごもを描いた映画にちなみ、この日のイベントでは、劇中と同じように見事なお手前を披露。実際、作品でも指導した岡田さんと共に、映画の重要な場面を担ったコーヒーを舞台上で再現させた。

また、劇中で毎日のようにカフェに通う不動産屋を演じた笑福亭鶴瓶も登場。吉永が淹れたコーヒーを「本当においしい! 苦みがあるところがいい」と絶賛する一方、「(サユリストの)タモリさんに怒られるんですよ。あの人、ホンマにヤキモチ焼いてはるから。モントリオールで賞を獲ったときに電話くれはって、俺、電話に出て『はい、もしもし』って言うてるのに留守電みたいに『おめでとうございまーす、ブチッ』って切って。それ以来、しゃべってへん。よっぽど腹立ってるんやと思う」とも。メガホンをとった成島出監督も「完璧です」と終始、顔をほころばせた。

会見で吉永は、「私の日活映画でのデビュー作(1960年『拳銃無頼帖 電光石火の男』)が、喫茶店のウェイトレスの役でした。赤木圭一郎さんにコーヒーを出すんですけど、手が震えちゃって大変な思いをしたんですね。今日もリハーサルのときにそのことを思い出しちゃって、手が震えそうだったんですけど、本番は落ち着いてできました。ただ、蒸らしている間に『おいしくなあれ』と言うのを忘れてしまいました(苦笑)」とコメント。イベントの最後、ファン全員にコーヒーがふるまわれる際には、しっかりと魔法の言葉をカップに注いでいた。映画は10月11日から公開される。
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