Q10なカノジョ 第23回 清野菜名
2014.9.18 12:00

映画・音楽・舞台・アート・・・関西の気になるカルチャーニュースで見つけた、かわいいあのコに、Q10=10のQ(質問)を尋ねる連載シリーズ。第23回は、吉高由里子、満島ひかりらを見出した園子温監督が大抜擢したアクション女優のカノジョ!

写真/木村正史

絶対ハリウッドに行ってやる!

Q1 まず生年月日と出身地を教えてください。

1994年10月14日生まれ、出身は愛知です。

Q2 小さいころはどんな子だった?

ちっちゃい頃から運動が大好きで、走り回ってました。とにかく元気、スポーツが大好きでしたね。中学の時はバスケ部だったんですけど、うちの学校は陸上部が無かったので、大会は自由参加なんです。先生に「走り高跳びやってみたら?」って言われてやってみたら、全国大会まで行けちゃいました。自分でもすっごいビックリしましたけど(笑)。

Q3 その頃の将来の夢は?

スポーツ選手か芸能界に入りたいみたいな、全然深く考えてませんでした。スポーツ選手も、競技も決めてないくらいで(笑)。で、小学校6年のときに、“オーディションごっこ”が流行ってたんです。そしたら、友だちが本物の、雑誌『ピチレモン』のモデルオーディション用紙をもってきて。それに受かってモデルを始めました。

Q4 そこから女優業にも興味を持つように?

モデル時代は学生ばかりの現場だったので、すごく楽しくて。表紙もやらせてもらって、充実した日々を過ごしてました。高校2年で専属モデルを卒業したとき、今の事務所に移ってから女優業も始めたんですけど、そこで初めて現実を知ったというか。もっとそのまま、モデル時代のモチベーション、自信のまま、お芝居もできると思ってたんです。

Q5 そのときに辞めたいとかは?

まずは悔しい、でしたね。自分が甘かったんですが、そこから、ず~っと自信がない状態が続いてました。出演している作品を観るものイヤだったし、ホントに後悔ばっかりで。

Q6 この園子温監督の『TOKYO TRIBE』は、ヒロイン・スンミ役で出演。主演の鈴木亮平さんをはじめ、竹内力さん、窪塚洋介さんら、相当濃い俳優が並んでいます。他の映画やドラマでは主役級のメンツの中で、アクションからパンチラまで、文字通り身体をはって存在感を示していますが、監督の印象はどうでした?

周りの人から怖いって訊いてたし、ネットでも調べたら厳しい人ってたくさん書いてあったんですね。で、オーディション会場に行って、おはようございますって言ったら、「今何時だと思ってんだよ!」って怒られて、そのまま帰らされたんです。ダメだ、落ちたって思ってたら、次はスタントで呼んでいただいて。それは自信があったので思いっきりやったんです。そしたら、すぐにマネージャーさんに電話がかかってきて。それと同時に、「脱げますか?」って話もあって。

Q7 「脱げますか?」と。

そうです。考えたことがなかったし、すごく悩んだんですけど、今までの自分を思い返したら、これは大きなチャンスなんじゃないか?って。自分を変えてくれる作品だと思って、覚悟を決めました。ホントにですね、この作品に出会うまで、全然自信がなかったし、仕事も無かったので。辞めるのかな、辞めるかも・・・というところまで思い詰めてました。

Q8 この『TOKYO TRIBE』で見せた、スタント無しのアクロバティック&華麗なアクションは実に見事で、そんな自信の無さは一切見えませんでしたよ。

ありがとうございます! アクションは自分でもかなり武器だと思ってるんですが、撮影現場でいろんな悔しい思いもあったので、今はアクロバットも習ってます。さらにレベルを上げたくて。私にとって、すごく大きな作品となりました。

Q9 自信がついた今の、将来の夢は?

最終的な目標ですけど、絶対ハリウッドに行ってやる!と思ってます。『TOKYO TRIBE』撮影前は、すごい薄っぺらい夢でしたね。この作品を経て、自分はこの世界でやっていきたいというのを再確認して、明確な夢ができました。英語はもちろんですけど、演技ももっと勉強したいです。アクションも磨きつつですが、まずは演技ですね。

Q10 今まで仕事に対して、そういう風に思ったことありましたか?

これまではないです(苦笑)。最近はホントに時間が足りないって思うようになりましたね。うん、充実しています。今までは時間を弄びすぎた(笑)。今は毎日が楽しい。そして時間が欲しい。早く英語を話せるようになりたい!

Who is Nana?
Q10なカノジョは、どんなコ?

清野菜名(せいの・なな)
1994年10月14日生まれ、愛知県出身。2007年、学研『ピチレモン』第15回ピチモオーディションでグランプリ・ペンティーズ賞受賞、専属モデルとなる。2011年から本格的に女優業をスタート。これまで、映画『ヌイグルマーZ』(2014年)、映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』(2014年)などに出演。園子温監督の最新作『TOKYO TRIBE』でヒロイン・スンミ役をつとめ、スタント無しのアクロバティック&華麗なアクションが一躍注目を集める。特技はアクション、バク転、殺陣、球技、ギター、ドラム、陸上(中学のとき全国大会出場!)。現在は、Eテレ『青山ワンセグ開発』(毎週金曜・深夜0:20~)などに出演中。9月には映画『少女は異世界で戦った』(金子修介監督)の公開が控えるほか、来夏には『進撃の巨人』(樋口真嗣監督)への出演も決まっている。
公式サイト
公式ブログ

Q10なカノジョには、ここで会えます!

台詞の言い回しがヒップホップ、そして若者たちの抗争劇。『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』などの人気監督・園子温が、井上三太の漫画を映画化した本作は、まさに『ウエストサイド物語』のヒップホップ・バージョン。『爆裂都市 Burst City』や『ブレードランナー』を彷彿とさせるカオスな近未来を舞台に、縄張り争いを繰り広げる「TRIBE(族)」。凄まじい衝突が避けられない状況へと陥るが、そのバトルのとっかかりには、意外な理由が隠されていた・・・。
『TOKYO TRIBE』
2014年8月30日公開
監督:園子温
出演:鈴木亮平、YOUNG DAIS、清野菜名、佐藤隆太、窪塚洋介、竹内力、ほか
配給:日活 R15+

http://tokyotribe-movie.com/

  
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