佐藤健、武井咲、藤原竜也ら「るろ剣」キャスト、大阪に集結

2014.7.3 14:50

左から、藤原竜也、佐藤 健、武井咲、大友啓史監督

(写真2枚)

2012年夏に初めて実写映画化され、200万人を動員する大ヒットとなった『るろうに剣心』が、累計5800万部を誇る原作コミックの一番の人気エピソード「京都編」を引っさげてカムバック! 7月2日の夜、大阪・御堂会館(大阪市中央区)で特別試写会がおこなわれた。

最初に司会者から、応募総数が1万3234通にものぼったことが発表されると、30倍の倍率を勝ち抜いた来場者からは大きなどよめきと拍手が。そんな熱気の中、大友啓史監督と主要キャスト、佐藤 健、武井 咲、藤原竜也の3名がステージに現れると場内はさらにヒートアップ! 悲鳴にも似た黄色い声が場内に響き渡った。

トークの先陣を切った緋村剣心役の主演・佐藤は興奮気味に「ウェルカム感がハンパない!大阪の盛り上がりは格が違う」と大喜び。続いてヒロイン薫役の武井が、大阪のパワフルなリアクションにたじろいだ様子を見せると「可愛い!」「頑張って!」と観客席からエールが送られる一幕も。

最大最強の敵・志々雄真実役の藤原は、「笑福亭鶴瓶師匠が作品を見てくれて感想をくれたんですけど・・・」と切り出し、鶴瓶が武井の大ファンであること、また「鑑賞前の舞台挨拶なので詳しくは言えないけど、『あの子(武井)があんなことしなかったらこの事件起きなかったのに』とも言っていた」と明かし、場内の笑いを誘った。

メガホンを取った大友監督も「大阪すげーな」と興奮。「大阪のみなさんに負けないくらいの衝撃の作品を作りました。作品を愛してやってください」と自信を覗かせた。

「前作から変わった事は?」の質問には、佐藤が「(武井演じる)薫殿がパッツンだった前髪を流してきた!」と笑いを取ると、武井も佐藤に対し「(前作から2年の)ブランクを感じさせないすごい迫力で現場にいてはりました」と何故か関西弁で応酬。その天然ぶりに会場内は癒やしの空気に包まれた。

© 和月伸宏/集英社 © 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
© 和月伸宏/集英社 © 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

一方、今作からの参加となり、全身を包帯で巻かれる過酷な衣装を経験した藤原は「機嫌が悪くなる・気分が悪くなる・耳が聞こえない・トイレに行けない・ご飯が食べられない」の五重苦で大友組の恐ろしい洗礼を受けたとこぼしながらも、多大なプレッシャーを背負いながら剣心という役を全うした佐藤に「すごい人だと思った」と敬意を示した。それを受けて、佐藤も「志々雄(藤原の役名)ヤバイっすよ! 人間ではない何かになっていた。悪役として映画界に残る!」と大絶賛。現場の雰囲気の良さと信頼関係も垣間見られた。

京都が舞台とあって、関西のノリとパワーにも期待したい今作。イベントの盛り上がりで期待値の高さも実証され、幸先のいいスタートとなったようだ。

『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』

京都大火編=2014年8月1日(金)公開、伝説の最期編=9月13日(土)公開
監督:大友啓史
出演:佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、江口洋介・藤原竜也
配給:ワーナー・ブラザース映画

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