西島秀俊「神戸の方には感謝してます」

2014.1.27 20:45

主演をつとめた西島秀俊

(写真3枚)

バイオテクノロジーとミステリーを融合した、日韓合作のサスペンスアクション映画『ゲノムハザード  ある天才科学者の5日間』。その舞台挨拶が1月26日、「大阪ステーションシティシネマ」(大阪市北区)で行われ、主演の西島秀俊、キム・ソンス監督が登壇した。

本作の見どころのひとつは、ほぼスタント無しで挑んだというアクションシーン。西島は「できるだけ自分でやりたいとお願いしました。でもこれが結構危なくて。恐かったけどすごく楽しくやれました」と笑顔でコメント。監督も「彼はただ(アクションが)好きじゃなくて、マニアレベルだったんです(笑) カーアクションでは(韓国のため)道路事情も日本とは全部反対で車もボロボロ。そんな状況に慣れる時間もなく撮影に入ったけど、すごく上手で。生まれつきとしか思えない」と大絶賛した。

キム・ソンス監督
キム・ソンス監督

しかもこのアクション、実は神戸で約20か所も撮影されているそう。「夜はきちんと封鎖させていただいて。街中でもカーアクションを撮らせてもらったり、三ノ宮では裸足でベタベタ歩いたり(笑) 結構ムチャな撮影をさせていただいて、神戸の方には感謝しております」と、頭を下げる場面も。そのほか阪神電車も登場するなど、神戸の街を駆けめぐるシーンも要チェックです。

「日本と韓国の映画人が、良い映画を作ろうという純粋な気持ちひとつで一生懸命取り組みました。私たちのエネルギーが皆さんに届くことを祈っています」(監督)、「かなりハードでしたが、どのシーンも全力で撮影しました。見終わった後は感想を話していただけると、出演した僕としてはこんなに嬉しいことはありません。できれば2度、3度と足を運んでいただいて、見た後も謎が出てくると思いますので、その辺も解明していただけるといいな」(西島)と、お2人からの挨拶でイベントは終了。神戸のロケ地にも注目しながら、ハードボイルドなアクションの世界を堪能してみて。

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