占い

カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2022.9.14 Update

ロンドンを最後に訪ねたのは、もう25年以上前になる。

今日、映像で見る宮殿あたりは、その頃とあまり変わっていなくて、見覚えのある場所もちらほら。当時、地元の人と話していたら、「チャールズが」「ダイアナが」と、王室の人を呼び捨てにするのにちょっとびっくりしたものだった。でも、「クイーン」はあくまでもクイーンで、特別な存在であるというニュアンスはよく理解できた。今、ひとつの時代が確実に終わりつつあることを感じる。

歴史には有名な占い師や予言者の存在が語り伝えられているけれど、英国女王の訃報を聞いて思い出したのは、帝政ロシア最後の皇帝、ニコライ二世(というよりその皇后アレキサンドラ=英国出身)のお気に入りだったラスプーチンの予言。皇女アナスタシアの波乱の人生も含めて、ハリウッドの映画にもなるくらい登場人物が劇的過ぎて、ラスプーチン自身は何となくかすんでしまい、その評伝や予言が詳細に日本に伝えられることはほとんどなく(海外には研究者もいるけれど、日本語に翻訳されているのは、コリン・ウィルソンの作品くらい。それもかなり大雑把)、そのせいか、何だかよくわからないけれど、皇后をたぶらかし、ロマノフ王朝を崩壊に導いた、いかがわしい占い師の代表みたいに思われているのは少し残念。

予言集の詳細は書かない(書けない)けれど、そのなかにはエリザベス女王の次の時代に英国王室は・・・、という下りがあったのを思い出した。時代を歴史として評価するには、もう少し年月が必要なのかも知れない。ケンジントンスクエアの美しい森では、もう紅葉が始まっている頃だろうか。

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