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カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2023.11.7 Update

この時期目立つ、熊のニュース。

 

子どもを連れて歩いている画像を見ると、殺すなんて可哀そうという感想もわからないことはないけれど、実物を見ればそれどころじゃない! 本州のツキノワグマと北海道のヒグマはサイズも習性も随分違うようで、「ツキノワグマに頭をひっかかれた、足を噛まれた」と被害に遭った人の経験が報道されていましたが、北海道のヒグマならそれでは済まない。一瞬で頭が飛び、足がなくなります。

 

1、2年前うちの近くに出没したときは、本当に恐怖でした。川沿いの遊歩道は全部非常線が張られ、立ち入り禁止、犬の散歩も危険となり、日が暮れると外に出る人もなくなり、たまに通るのはパトカーのみ。車でも正面衝突したら全損か廃車は間違いない、時速50kmで走る200kg超えの巨体。警察の人も怖かっただろうなー。

 

人間の生活圏と熊の生息地との境界がなくなりつつあるのか、熊の個体数が増えすぎて、あるいは異常気象で山の食べ物が不足しているのか、原因はさまざまなのでしょうが、人と接触すれば命の危険がある野生動物には違いありません。

 

北海道で生まれ、育った人は成長過程で必ず教えられるという「三毛別(さんけべつ)熊事件」。村落が熊に襲われ何人もの人が亡くなり、住民との死闘の末に軍隊が出動して駆除された事件です。今でも当時の家屋や熊の実物大の模型が現地に保存されています。ちなみに、このヒグマは400kgあったらしい。殺処分・絶対反対という人は一度読んでみてほしい、吉村昭氏の『熊嵐』。かなり刺激的な描写があるので、一度読んだらトラウマになることも。イメージで言うなら、スピルバーグの名作『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』。サンディエゴの街をティラノザウルスが走り回る、アレです。

 

それでも殺すな、放置しておけと言えるのか。捕獲して山に返せと言うなら、誰がそれをするのか。野生動物の保護と、人間の命のどちらを優先するかの選択なのです。

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