大阪中之島美術館で「大カプコン展」、ゲーム制作の裏側に迫る

2024.3.29 09:00

「大阪中之島美術館」外観

(写真1枚)

「大阪中之島美術館」で2025年3月、ゲーム制作会社「カプコン」(本社:大阪市中央区)が特別協力する展示会『大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション』が開催される。

対戦格闘ゲームの歴史を築いてきた『ストリートファイター』シリーズやサバイバルホラーゲームの金字塔『バイオハザード』シリーズ、社会現象となった『モンスターハンター』シリーズなど、数多くのタイトルを開発し、世界の人々を魅了してきた「カプコン」。1983年に大阪で産声を上げ、世界的ゲームソフトメーカーに成長した現在も本社を大阪に置いている。

家庭用ゲーム機の登場から約半世紀・・・ドット絵から始まり、いまや映画と肩を並べるような美しい映像により、多くの新しい世界を生み出している「ビデオゲーム」。ビデオゲームに親しんだ子どもたちが歳を重ね、その存在はすでに幅広い世代に浸透しており、昨今の社会におけるビデオゲームの立ち位置は変化しつつある。

本展は、カプコンのゲームクリエイションに注目し、その原点から最新の技術まで、総合的に紹介する初の展示会となっている。開発者たちの「手」による企画書や原画、ゲームタイトルの世界観を集約して伝えるポスターやパッケージなどのグラフィックワーク、ゲーム素材を活かした体験型コンテンツ、ゲーム制作を左右し日々進化するテクノロジーなど、ゲーム誕生のプロセスとそこに関わるクリエイターたちの想像力などを投入し、日本が誇る「ゲーム文化」をあらためて捉えなおす機会となる。

期間は2025年3月20日〜6月22日まで、「大阪中之島美術館」にて。料金などの詳細は追って発表される。

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