大阪・道頓堀に芝居小屋ミュージアム

2019.3.31 15:00

道頓堀通りに面した「並木座」。文楽人形と歌舞伎役者をモチーフにしたモニュメントが目印

(写真5枚)

江戸時代、浪速五座と呼ばれる劇場に多くの人が集まり、当時のエンタテインメントの中心地だった道頓堀。その地に30日、「道頓堀ミュージアム並木座」(大阪市中央区)がオープンした。

今や海外からの旅行客も多く、大阪を代表する観光地となった道頓堀界隈。同ミュージアムでは、歌舞伎や文楽といった古典芸能の歴史とともに、この地の歩みを振りかえることができる。

館内ではパネルや映像、舞台で使われる小物の展示などで歴史を紹介。さらに直径約1.8mの廻り舞台に歌舞伎役者の衣装を着た顔出しパネルが設置され、舞台上で役者気分を味わえる。

同施設の仕掛け人である山根秀宣さんは、「セリや廻り舞台は並木正三が発明したと言われ、道頓堀が発祥と言われてます。世界に誇られていることがあるのにあまり知られていない道頓堀の魅力を伝え、盛り上げたい」と話した。営業は朝10時半から夕方6時半で、料金は大人600円、小学生以下300円。

「道頓堀ミュージアム並木座」

2019年3月30日(土)オープン
住所:大阪市中央区道頓堀1-1-6
営業:10:30〜18:30
料金:大人600円、小学生以下300円
電話:06-6575-7919

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