中島歩の“浅井長政”がイケメンすぎる…大きな愛で包む姿に、SNS絶賛【豊臣兄弟】

2時間前

『豊臣兄弟!』第11回より。火から銅鏡を取り出した夫・浅井長政(中島歩)を心配する市(宮﨑あおい)(C)NHK

(写真10枚)

豊臣秀吉の名参謀と言われた弟・豊臣秀長(小一郎)のサクセスストーリーを、仲野太賀主演で描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)。

3月22日放送の第11回「本圀寺の変」では、豊臣兄弟が「戦国の大悪人」との対面から思いがけない戦まで大忙しの回に。さらに浅井長政のイケメンすぎる行動とその結果に、SNSが大喝采となった。


■ 夫婦を結びつけた、火中の銅鏡…第11回あらすじ

織田信長(小栗旬)は、将軍殺しや東大寺の放火などの黒い噂が絶えない松永久秀(竹中直人)が、引きつづき大和国を治めることを認める。堺と深いつながりを持つ久秀に利用価値があることと、高価な茶器を差し出されたためだった。

岐阜に戻ることになった信長は、妹・市(宮﨑あおい)の夫・浅井長政(中島歩)に、市への土産の銅鏡を託す。市は兄からの贈り物に喜ぶが、舅の浅井久政(榎木孝明)は快く思わなかった。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第11回より。織田信長(写真左、小栗旬)に高級な茶器を贈る大和の戦国武将・松永久秀(写真右、竹中直人)(C)NHK

京で三好三人衆が足利義昭(尾上右近)を襲撃していた頃、近江の浅井の城では、市の銅鏡が火にくべられていた。自分がいつまでも織田を捨てられないためだと市はあきらめるが、長政は炎のなかに手を突っ込んで鏡を取り出す。

「私はそなたを人質とは思っておらん。そなたは織田と浅井を結ぶ懸け橋じゃ」と告げる長政の胸に、市は飛び込む。そして市は、長政が買っていた同じような銅鏡を、代わりに手元に置くようになった。

■ 癖強キャラ役・竹中直人…運命的な再共演も

織田信長が京に入り、いよいよ歴戦の戦国大名たちと渡り合うターンとなった第11回。真っ先に謁見に来たのは「戦国三大梟雄(きょうゆう)」とまで言われた松永久秀だ。ただし近年の研究では、割といろいろ濡れ衣を着せられていて、そんなに悪い人じゃなくね? という見方になってきた。

とはいえ、今回登場した竹中直人の久秀は、いきなり2回も暗殺未遂に遭うわ、義昭より信長の方が力が強いと踏んで高い方の茶器を贈るとか、まさしく老獪(ろうかい)なクセ者だった。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第11回より。松永久秀(写真右、竹中直人)を出迎える藤吉郎(写真左、池松壮亮)(C)NHK

SNSでも「松永久秀は癖強に描かないといけないという風潮」「ものすごく手強そうな松永久秀だ・・・でもやっぱり茶器キャラなんだ」「まさに乱世の梟雄といった感じで凄みがある」という称賛の声があった一方、

秀吉との対面シーンでは、竹中が過去大河で2度秀吉を演じていたため「いきなり新旧秀吉の競演!」「竹中直人を大河でみると脳がオートで秀吉認定してくる」「闇堕ちした老秀吉と才気に溢れた若秀吉の邂逅かと思うとアツいな」と、興奮と混乱がないまぜになったようなコメントが出ていた。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第11回より。織田信長(写真左、小栗旬)に高級な茶器を贈る大和の戦国武将・松永久秀(写真右、竹中直人)(C)NHK

さらに、信長と久秀の対面では、かつて竹中が秀吉役で主演した『秀吉』(1996年)で、石田三成の幼少時代(名前は佐吉)を小栗旬が演じていたため「大河ドラマファンは胸熱なツーショット」「ドラマの中でこんなドラマティックに再会する日がくるとは視聴者も思ってなかった」「30年を経て、信長と久秀で主従逆転となる未来。これぞ、大河ドラマだよ!」などの感激の声が。ちなみに小栗自身、竹中との30年ぶりのガッツリとした共演に感激しきりだったそうだ。

■ 堺商人を相手に、まるで“通販番組”な小芝居

さて、そんな新しい(そしていつ裏切るかわからない)仲間が加わり、豊臣兄弟は今回もいろいろ困難なミッションが発生。まずはこの当時、経済力ならどの大名よりも抜きん出ていて、無双状態の堺の商人たちから矢銭(有り体に言えば軍資金)を取り立てることに。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第11回より。豊臣兄弟の前に立ちはだかる堺の会合衆。写真左から、商人・能登屋(山本浩司)、豪商・津田宗及(マギー)、豪商・今井宗久(和田正人)(C)NHK

ここでは兄弟2人で通販番組のような小芝居を展開して、無理やり「YES」と言わせることに成功。このとき交渉のトップに立ったのが、自分たちに対抗できる武士の出現を即座に悟った今井宗久(和田正人)だったのは、兄弟にとっては話が早くて助かった。

しかし、その次は、京の本圀寺にいる足利義昭に対して、三好三人衆が兵を向けるというクーデターが。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第11回より。僧侶の扮装をして門前に現れた小一郎(仲野太賀)(C)NHK

義昭の回りにいるのは明智光秀+秀長を含めた秀吉の配下ぐらいしかいないという大ピンチだけど、秀長は義昭が自害を覚悟したときに「立派に死んでも、大多数の百姓にとっては無意味だから生きましょう!」と百姓目線だからこその説得をしたり、三好勢をだますために僧侶のコスプレをしたりと、これぞ主人公! な活躍ぶりだった。

SNSでも「CMみたいなコントしよるなこの兄弟」「二人とも猿芝居の演技が上手いなあ」「うおおガッツのある義昭公だああ」「こんな腹の据わった義昭の描き方、初めて観たー」「元百姓からのご意見。生きて役割を全うせよと」「『命かけたって世間(百姓)はすぐ忘れちゃうよ』小一郎、今日もいいこと言う」「たとえどんな醜態を晒そうと生き延びる、それが将軍・・・後々の追放後の義昭の活動のフラグにもなってるよな」などの感心の言葉が。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第11回より。三好三人衆を追い払い、抱き合って喜ぶ豊臣兄弟。写真左から、小一郎(仲野太賀)、藤吉郎(池松壮亮)、竹中半兵衛(菅田将暉)(C)NHK

かように有能&漫才で笑わせてもくれる豊臣兄弟を、義昭は「直属の部下にしたいなあ・・・」とロックオンしてしまった。今後の義昭&信長の蜜月の終了には、豊臣兄弟も絡んでしまうことになるのだろうか?

この暗雲にもSNSは「木下兄弟に脳を焼かれた足利義昭」「また一人、この兄弟を羨ましい思う人が・・・お、手に入れたいとな」「公方様、突然ラブコメみたいなこと言い出すじゃんww」「光秀、あの二人、わしのものにできるか←あの二人どころか、光秀も信長に持ってかれます」などの声が上がっていた。

■ SNS絶賛、中島歩が演じる「長政さま」

さてその頃、信長の命令で北近江の浅井家に嫁いだお市は、夫・長政の優しさに感じいってはいるものの、やっぱりブラコンからは抜け出せずにいた。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第11回より。兄・織田信長からの土産を、夫・浅井長政(中島歩)から渡された市(宮﨑あおい)(C)NHK

兄からもらった銅鏡を喜び、その一方で長政様が同じ鏡をお土産に買ってきたのを渡せずにいる・・・という構図に、SNSは「な、長政さまめちゃくちゃ優しくて誠実なのに不憫過ぎる・・・!」「あーーーあらあら、浅井殿同じお土産を」「こういう真面目で優しい人に幸福になってほしい」と、もう信長なんかやめて長政にしちゃいなよ! 的なコメントが多数。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』第10回より。息子・浅井長政の祝言に出席した浅井久政(榎木孝明)(C)NHK

それを決定づけたのが、お市が信長のプレゼントの銅鏡を焼かれてしまったこと。おそらくは市を、まだ「敵方の家の身内」扱いする義父・久政の仕業だと思うが、そこで長政は火のなかに手を突っ込んで市の大事な宝物を取り戻した。

「刀を持つ手でそれはダメ!」「その辺の棒とか使おう」などのツッコミもあったけど、まさに貴方のためなら火の中水の中! な姿勢に墜ちない人はいないだろうし、市も例外ではなかった。

この夫婦の劇的な結末に「火よりも長政の愛の方がアチいってよ!!」「長政殿、武士としては信長より弱いかもしれんけど、あんた強いよ、人として」「心根がイケメン過ぎて兄拗らせたお市様に効果抜群だ!」「兄上と全く違うタイプだからこそ、その優しさと一緒に生きてみたいと思ったんだろうな」「中島歩の浅井長政が大正解すぎるのでキャスティングした人、ありがとう」「この浅井長政さまは、長生きさせていいと思う。私が許す」という応援の声が止まらなかった。

『豊臣兄弟!』第11回より。(C)NHK
『豊臣兄弟!』より。近江の戦国大名・浅井長政(中島歩)(C)NHK

火中の栗ではなくて鏡を拾って、見事に市の心から信長の上書きに成功した浅井長政。実際に市との夫婦仲が良かったという話が伝わっているからか、大河では悪人の描写がまったくと言っていいほど出てこないという、なかなか珍しい戦国大名だろう。

来週では豊臣兄弟とも接点を持つようなので(そして秀吉の将来の嫁との対面も!)、さらに別れが辛くなることになりそうな予感が・・・。今週のような兄弟漫才とか、行動がいちいちかわいい蜂須賀正勝(高橋努)さんなどをどんどん投入して、ちょっとでも癒やしてほしいものだ。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』はNHK総合で毎週日曜・20時から、NHKBSは18時から、BSP4Kでは12時15分からスタート。3月29日放送の第12回「小谷城の再会」では、信長と義昭、信長と浅井家の間で不穏な空気が流れはじめるなか、秀長の将来の妻・慶(ちか/吉岡里帆)が初めて登場する。

文/吉永美和子


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