辻凪子、初主演ドラマで漫才の“ネタ”推し女子を熱演「お笑いファンは共感してくれるはず」

7時間前

ドラマ『ネタジョ』の主人公・影山幸子を演じる辻凪子

(写真8枚)

お笑い好きのなかでも、漫才の「ネタ」を分析するファンにフォーカスするドラマ『ネタジョ』(MBS)が、4月30日よりスタート。同作で異色の主人公・影山幸子役を演じる辻󠄀凪子に、幼少期から培われたお笑い愛や役作りについて訊いた。

■ 史上初? 主人公はお笑いの「ネタ」オタク

お笑いブームに沸く現代を舞台に、漫才の構造や手法にまで踏み込んで分析する熱狂的なファン・通称「ネタジョ(同作のオリジナル用語)」の視点から描かれる同作。

MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO
MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO

NON STYLE、ミルクボーイ、バッテリィズ、ザ・ぼんち、エバース、金属バット、チュートリアル、オール阪神・巨人(登場回順)といったしゃべくり漫才師8組が本人役で登場しネタを披露、そのネタが主人公による「脳内解説」で分析される型破りな構成となっている。

そんな同作で主人公・影山幸子を務めるのが、ドラマ初主演となる俳優・辻󠄀凪子だ。『おむすび』や『おちょやん』など朝ドラをはじめ、数々の作品で味のある演技を見せてきた辻󠄀が、今作では熱烈な漫才愛に満ちたお笑いファンを演じる。

MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』のシーン©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO
MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』のシーン©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO

■「役作りで劇場に通うのが幸せでしかなかった」

──主人公の影山幸子は、辻さんから見てどんなキャラクターですか?

お母さんの影響で、子どもの頃から今でもオール阪神・巨人さんの漫才をカセットテープで聞いてるような子ですね。関東に住んでるんですけど、バイト終わりに新幹線に乗って難波の劇場まで行くほどのファンで。お笑いファンの方は、共感してくださるんじゃないかな。

あと、私と似ているな、と思いました。幸子は私よりも濃いオタクですけど・・・(笑)。漫才を見るために生きているというか、それを楽しみにバイト頑張っているような。でもそれを職業にはせず、「オタクでいたい人」です。

大阪出身の辻凪子。「とても豪華な漫才師さんのネタを味わい、至福な時を過ごしました。人生で一番笑った日々でした」とコメント
大阪出身の辻凪子。「とても豪華な漫才師さんのネタを味わい、至福な時を過ごしました。人生で一番笑った日々でした」とコメント

──『ネタジョ』ではそんな幸子のお笑い愛が「脳内解説」という形で爆発するんですよね。ドラマではどうやって表現されるんでしょう?

今回幸子が分析するのは「しゃべくり漫才」限定なんですが、漫才パートが終わった後に幸子が考察をする、という構成になっています。最初は同時進行で幸子の脳内解説が出ていたんですけど、「漫才をちゃんと見てほしい」ということでこの構成になりました。

監督の浦井崇さんは元々芸人をされていた方なので、芸人さんへのリスペクトがすごくて。ネタも監督と漫才師の皆さんが入念に打ち合わせをして、「この1本!」という選りすぐりのネタを決めているそうです。

MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO
MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO

──ドラマでそのリスペクト部分を見られるのが楽しみです! 辻さん自身もお笑いが大好きなんですよね。

それこそオール阪神・巨人さんも生まれた時から見ていて、新喜劇も大好きです。自分から見るというより、大阪で生まれてテレビやお笑いも好きで、もう根付いてたというか。

私は性格が引っ込み思案だったので、人を笑わせる芸人さんにはすごい憧れは抱いてたんですけど「そうはなれないな」っていうのは、もう小学生の時に気づいて。でも喜劇だったらできるんじゃないかと思い、お芝居を始めたんです。

──では今作の影山幸子は、ピッタリな役なんですね。

1番やりたかったことが、ドラマでできたと思っています。もし「どのドラマがやりたいですか」って選べるとしたら、多分『ネタジョ』を選んでたんじゃないかなっていうぐらい。それを初めての主演ドラマでできたので、まさか!という感じです。

作中では、ノートとペンを片手に漫才を観る幸子の姿が見られるとか
作中では、ノートとペンを片手に漫才を観る幸子の姿が見られるとか

──では撮影にあたって、いま一度お笑いと向き合ったり?

撮影前は実際に何度も「ルミネtheよしもと」に通って、だいぶ漫才を観ましたね。お客さんも気にして見ていたんですが、友だち同士で来てる人もいれば、1人で来ている女性もいて。「影山さんがいるんだ!」と思いました。

でも元々大阪の「よしもと漫才劇場」にも行ってたし、神保町や渋谷の漫才劇場にも好きで通っていたので、幸せでしかなかったり・・・(笑)。事前準備というか、役作りがもう楽しすぎました。

──楽しみながら役作りをされていたんですね。最後に、『ネタジョ』の見どころを教えてください!

漫才パートでもドラマパートでも、たくさん笑ってほしいです。そしてもっとお笑いを日常に取り入れてもらいたいな、と思いました!

MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』のシーン©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO
MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』のシーン©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO

■ お笑いファンに刺さる?「劇場に行きたくなるドラマ」

ほかにも作中には「ルミネtheよしもと」や「なんばグランド花月」といった劇場が登場するほか、幸子がNON STYLE・石田の著書を愛読するシーンや、お笑いのDVDやポスターに囲まれた幸子の自室など、同じお笑い好きなら反応してしまう要素が散りばめられているそう。

辻いわく「劇場に行きたくなるドラマ」だという同作。放送後には、幸子と同じく劇場に通い詰める「ネタジョ」や「ネタダン」が急増するかもしれない。

MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』のシーン©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO
MBSドラマフィル枠で放送される『ネタジョ』のシーン©FANY Studio / MBS / YOSHIMOTO KOGYO

ドラマ『ネタジョ』は、4月30日よりMBSのドラマフィル枠にて放送開始。毎週木曜の25時29分~59分で全8話。放送後は、TVerにて見逃し配信、Netflixにて見放題独占配信。

出演者は、辻凪子、のせりん、中山莉子(私立恵比寿中学)、太田駿静(OCTPATH)、伊藤修子、野村宏伸、板尾創路。ネタを披露する漫才師は、NON STYLE、ミルクボーイ、バッテリィズ、ザ・ぼんち、エバース、金属バット、チュートリアルオール阪神・巨人(登場回順)。

取材・文/つちだ四郎 写真/Lmaga.jp編集部

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