神戸のホテル開業45周年「スイーツの街 神戸」らしい贅沢な9種のいちごデザートでお祝い

7時間前

9種の出来立ていちごデザートが楽しめる特別なスイーツオンリーのコースが誕生!全て全く異なる魅力の9皿でホテルの45周年をお祝いしました

(写真29枚)

2026年3月9日に開業45周年を迎えた「神戸ポートピアホテル」(神戸市中央区)。そのお祝いは、「スイーツの街・神戸」らしく。2月23日に神戸ポートピアホテル製菓長芳養シェフと、神戸のパティスリー界を牽引する人気パティシエ8名で結成された「オリジンコウベ」のコラボ企画『KOBE DESSERT”9”(コウベデセール”ナイン”)~ストロベリー・フィールドの幸せな一日~』が開催されました。

人気パティシエたちが神戸ポートピアホテルに一堂に会し、夢の競演。「オリジンコウベ」も結成10年を迎えました

今年、ホテルでは周年を記念したさまざまな企画を予定しており、その先駆けとなった同イベントは、「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく…出来立ての一番おいしいスイーツをお客様にお届けしたいと、アシェットデセール(皿盛りデザート)のスタイルをお客様に…」と2025年夏からあたためてきたもの。その構想が、1日限りのイベントとして実現しました。神戸在住のスイーツライターいなだみほさんの体験レポートをお届します。

取材・文/いなだみほ  撮影/Lmaga.jp編集部

◆ クリームを絞る、粉糖をふるう、ソースをかける…9種の出来立ていちごデザート披露

「ストロベリー・フィールドの幸せな1日」は、草の雫で目覚める朝6:00am からはじまり、森へ出かける9:00am、午後の木漏れ日の中で楽しむ2:00pm、雨上がりの夕暮れ4:00pm、星空と炎のフィエスタ7:00pm、そしてストロベリームーンを眺める10:00pmまで、朝から夜までいちご尽くし

会場となった「神戸ポートピアホテル」南館1Fにあるバンケットルーム「大和田」は、上質な絨毯、きらめくシャンデリアが豪華なお部屋。

パーティーのスタートを待ちながら泡で乾杯!

会場内に登場した特設ステージでは、1皿めの「パティスリーアグリコール」奥田義勝シェフからはじまって、「コンパルディールバロール」大西達也シェフまで9人のシェフが、次々に登場。アイデア光るデザートのこだわりをお話してくれながら、仕上げを披露し、これには参加されているお客様もみなさん興味津々。

ステージ上のパティシエの手さばきを真剣に見る人、写真を撮る人、お茶を飲みながらゆったり待つ人、デザートが出来上がるまで思い思いに過ごしていました

クリームを絞る、粉糖をふるう、ソースをかける…。シェフたちの手つきはどれ一つをとってもプロの技が冴えます。デモンストレーション用の材料がステージになかなか届かない、というハプニングもあったり、シェフの愉快なトークが会場の笑いを誘ったり…ライブ感がありつつ、なごやかな雰囲気。

それぞれのシェフのお菓子の技や素材使いといった、こだわりの説明に耳を傾けながら、運ばれてくるデザートは盛り付けもステキで、サーブされるたびに感嘆の嵐でした。

結婚式のような円卓を囲み、シェフたちと記念撮影。テーブルではスイーツ好き同士の会話にも花が咲きました

◆ デザートオンリーの贅沢コース、パティシエの個性が光る9皿、全部みせます!

1皿目 「パティスリー アグリコール」(神戸・垂水)奥田義勝シェフ
menu 「じゃがいもとセロリのスープ いちごパウダーと奄美大島産きびら糖のジュレを添えて」

じゃがいもとセロリのスープ いちごパウダーと奄美大島産きびら糖のジュレを添えて

野菜スイーツで人気を博した「パティスリー パタジェ」での経験を持つ奥田シェフが考えたのは、1皿めにふさわしいビシソワーズ。スープの下に潜んだきびら糖のジュレ、そして控えめにあしらわれたいちごジャムが、序章にふさわしい一皿でした。

トップバッター奥田シェフが拍手を受けステージへ。参加者もデザートの仕上げの様子を真剣に見守ります

2皿目「パティスリー ラトリエ ドゥ マッサ」(神戸・岡本 上田真嗣シェフ
menu 「いちごをちりばめたクレームブリュレバニーユ シークヮーサーとバジルの香り」

「いちごをちりばめたクレームブリュレバニーユ シークヮーサーとバジルの香り」

カソナードで表面をバーナーでキャラメリゼした香ばしいクレームブリュレにフランス産いちごのソース&フレッシュいちご。ヨーグルト入りクレームシャンティの上にはシークワーサーの酸味とバジルのフレッシュな香りが広がります。

バーナーでキャラメリゼを実演、シークヮーサーを削って、デザートを仕上げる上田シェフ

3皿目「マ ビッシュ」(芦屋) 村田博シェフ
menu「ヌガーグラッセ フロマージュブランといちごのコンポートジュレシナモン風味の淡いソース」

「ヌガーグラッセ フロマージュブランといちごのコンポートジュレシナモン風味の淡いソース」

シャリッと軽い口どけのあとに、ちりばめられたナッツの小気味いい食感。ふわりと広がるはちみつとシナモンの香りも含め、「森へ出かけよう」というテーマにぴったり一品でした。

にこやかにステージに登場し、作業しながら軽快なトークでも会場を盛り上げた村田シェフ

4皿「パティスリー モンプリュ」(神戸・元町)林周平シェフ
menu「ゴーフルにクレームオショコラ いちごの温かいソース添え」

「ゴーフルにクレームオショコラ いちごの温かいソース添え」

ゴーフルの上にチョコムースと美しい薄く焼いたチュイール。仕上げにはいちごソースをかけて…。ゴーフルの軽さ、チョコムースのなめらかさ、フレッシュ感あるいちごのソースのバランスが絶妙です。

事前の取材でハプニングも楽しみと話していた林シェフ。作業しながらのおしゃべりでも会場をバッチリ沸かせました

5皿目「パティスリー エトネ」(芦屋) 多田征二シェフ
menu「いちごの赤ワイン煮 ミントと胡椒のパルフェ 四川山椒風味のいちごソースとともに」

「いちごの赤ワイン煮 ミントと胡椒のパルフェ 四川山椒風味のいちごソースとともに」

軽やかなパイ生地にミントのファルフェ(アイス)、四川山椒の香りをまとったいちごソース、パリッと割れる瞬間に広がるフライのミントリーフの爽やかさまで、全部が春の空気!

おしゃべりいちごソースをかける多田シェフ。四川山椒という意外な食材の登場に、参加者たちもザワついていました

6皿目「パティスリー アキト」(神戸・元町) 田中哲人シェフ
menu「ココナッツバターのムースリーヌ いちごマリネとライムのクーリ ココナッツバターのミルクジャムを添えて」

「ココナッツバターのムースリーヌ いちごマリネとライムのクーリ ココナッツバターのミルクジャムを添えて」

「南の島の甘いデイドリーム」というテーマに合わせたココナッツバター使いが新鮮!ココナッツの甘い香りをまとったいちごマリネのやわらかさに癒されました。

田中シェフは、ポートピアホテルの卒業生。トークコーナーでも「本当に懐かしい」と当時を振り返っていました

7皿目「神戸ポートピアホテル」芳養正朗シェフ
menu 「いちごのジュレとトマトのグラニテ 旨みと塩味のラスクとオリーブオイルでマリネしたいちご添え」

「いちごのジュレとトマトのグラニテ 旨みと塩味のラスクとオリーブオイルでマリネしたいちご添え」

「野菜スイーツの達人である奥田シェフにインスパイアされた」芳養シェフが、いちごとトマトの組み合わせに挑戦。さっぱりした味わいのトマトのグラニテに、いちごのおいしさが凝縮されたジュレが好相性。アクセントのラスクは同ホテル製パン料理長酒井シェフによるもので、ホテルの技を結集させたデザートに。

昆布や干しシイタケの味わいのバゲットのラスクをのせて、芳養シェフと酒井シェフが協力してできたとっておきのデザートが誕生。シェフの手元の細かい作業も中継し、モニターで大きく映し出されていた

8皿目「ラヴニュー」(神戸・北野) 平井茂雄シェフ
menu「いちごと温かいフォンダンショコラ」

「いちごと温かいフォンダンショコラ」

チョコといえば平井シェフ。やや満たされてきた胃袋にもすーっと入る、軽やかで大人な味わいのフォンダンショコラに感動。フルーティなショコラの味わいに、兵庫県産ミルクアイスのコクが合います。甘酸っぱいいちごのアメ、ソース使いも素晴らしい一品。

あたたかいフォンダンショコラを、かわいく仕上げていく平井シェフ

9皿目「コンパルティール ヴァロール」(神戸・元町) 大西達也シェフ
menu「いちごと柚子を使ったメレンゲに フルーツを使ったシャンティー添え」

「いちごと柚子を使ったメレンゲに フルーツを使ったシャンティー添え」

球体のメレンゲの上のトッピングにもアーティスティックなデザインのメレンゲ。丸いメレンゲの中には、軽やかな生クリームと、酸味あるいちご、柚子のソース。洗練の一皿は、最後にふさわしいデザートでした。

まるで芸術作品のような、繊細で美しいスイーツがどうやって完成するのか、参加者たちも興味津々。鮮やかにデザートを完成させた大西シェフ

◆ シェフとの歓談タイム、記念撮影、お見送りなどスイーツファンにはたまらない特別な時間

『KOBE DESSERT”9”(コウベデセール”ナイン”)~ストロベリー・フィールドの幸せな一日~』は、朝から夜までいちご尽くし。9人のパティシエが、それぞれの得意分野を生かしながら、ほかの8人へのリスペクトも感じられるデセールを編み出していることが感じられ、9皿のコースが1冊の物語のようでした。

最後は記念撮影の時間も…笑顔で9人のシェフを

特設ステージでのデモンストレーションのあとは、9人のシェフがゲストのテーブルをまわってくださり、お菓子の感想を直接伝えるという貴重な機会も。

シェフにお菓子づくりの秘密をあれこれ質問
こんな機会めったにないと、シェフにお菓子づくりの秘密をあれこれ質問

参加者には、日頃からお菓子づくりをしている人、ケーキ屋さんで働いている人などもいて、作り方のポイントなど具体的な質問も飛び出しました。シェフから直接、お菓子のこだわりや作り方などをうかがうと、デザートもよりおいしく感じます。デザートはもちろん、歓談タイムや最後のお見送りまで、楽しいひとときとなりました。

シェフ9人がズラリと出口で揃ってお見送り。交流たっぷり、スイーツファンにはたまらない時間となりました。羅針盤やいかり、ロープなど神戸らしい海のモチーフの絨毯にもご注目

◆ いちごスイーツも、ホテル開業45周年企画もまだまだ続きます

今回の『KOBE DESSERT”9”(コウベデセール”ナイン”)~ストロベリー・フィールドの幸せな一日~』は1日限りのお楽しみでしたが、「神戸ポートピアホテル」と「オリジンコウベ」の饗宴は、まだまだ続きます。

「ラヴニュー」平井茂雄シェフ考案の「ムースオショコラ イチゴとピスターシュ」も楽しめる『SOCOスイーツブッフェ~ストロベリー・ピクニック~ 』は「神戸ポートピアホテル」本館2F ダイニングカフェ SOCO(ソーコー)で絶賛開催中。ホテル特製いちごスイーツや生のいちご、自家製パンやセイヴォリーが食べ放題で楽しめます。

「ラヴニュー」平井茂雄シェフ考案の「ムースオショコラ イチゴとピスターシュ」もまさかの食べ放題

開催期間は、2026年5月6日まで。(4月5日までは毎日、4月11日~5月6日までは土・日曜日、祝日のみ営業)料金は平日6300円、土日祝6800円(税・サービス料込)。

また、45周年を記念した、お得なグルメや宿泊プランなど特別企画は、公式サイトで確認を。

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