大学生に聞いてみた、『仁丹』のこと。121年目の銀の粒『仁丹』ミーティング[PR]

10時間前
(写真12枚)

昨年、誕生120周年を迎えた[森下仁丹]の口中清涼剤『仁丹』。新たなフェーズへと進むにあたり、近畿大学の学生たちとコラボした研究会を実施し、『仁丹』の未来への展望について語り合った。

[森下仁丹]と近畿大学によるSOUZOU研究会は、20代の若い人に向けて『仁丹』の輪を広げていくためにどうすればいいか、講義や発表によって考えようというもの。研究会が終わったところで、学生たちと井出教授、講師を務めた[森下仁丹]の永田梨沙さん、『ミーツ・リージョナル』編集長・松尾が集まり、ミーティングをスタート!


▶ミーティングした人

近畿大学 学生(左から)中谷健生さん/平山陽都さん/赤堀秀幸さん

近畿大学経営学部3回生。井出ゼミでSOUZOU研究会に参加し、『仁丹』について学んだ。商品のことから[森下仁丹]の広告展開まで研究し、『仁丹』愛はひとしお。

近畿大学 教授 井出文紀さん

近畿大学経営学部商学科教授。専門はアジア経済、貿易論で、[森下仁丹]の明治、大正期の海外輸出、広告戦略にも詳しい。仁丹町名表示板を研究、調査する「京都仁丹樂會」会員。

森下仁丹 戦略企画部 永田梨沙さん

2022年[森下仁丹]入社。戦略企画部・マーケティンググループで2023年より『仁丹』の商品担当。リブランディング活動リーダーとして、マーケティングや広告全般に関わる。

ミーツ・リージョナル 編集長 松尾修平

2019年に本誌編集長に就任。現場主義ゆえ、取材やイベントなどで街の酒場に出かけて溺れることも多いが、深酒した翌日は、『仁丹』のお世話になること多数。


初めて『仁丹』を口にした時の印象。

松尾:まず最初に学生さんたちに聞きますが、SOUZOU研究会に参加するまで、『仁丹』は知っていましたか?

中谷・平山・赤堀:知らなかったです。今回初めて知りました。

松尾:では初めて口にしてみて、どんな印象でしたか?

中谷:味が好みで、おいしいなと思いました。

赤堀:普段からハーブ系の飴が好きで食べているんですが、味が似ているなと思いました。

平山:研究会で最初に京都にある町名表示板を見て回って、その後の食事会で、井出先生が『仁丹』を食べていて、先生の口からすごくスースーする香りがするなと。

森下仁丹 事業統括本部 永田さん。
森下仁丹 戦略企画部 マーケティンググループ 永田さん

井出:そうなんです。私は、「京都仁丹樂會」という団体に入っていて、京都市内に500枚ぐらい残っている仁丹町名表示板のチェックを毎年やっているのですが、ゼミ生にも手伝ってもらいました。食事会では、私だけでなく何人かの学生にも『仁丹』を口にしてもらいました。

松尾:その時の学生たちの反応はどんな感じでした?

井出:臭いとか苦いというリアクションが多いかなと思ったのですが、ことのほか好きと言う学生もいたのは意外でしたね。

長く続くレトロさが、今、時代を超えて新しい。

永田:皆さんに聞きたいんですけど、『仁丹』が120年以上続いている理由は何だと思いますか?

平山:[森下仁丹]の軸、プライドとしての『仁丹』だと思いますが、その他にもシームレスカプセルなどの新しい技術や商品があるから続いているのかなと思います。

井出:元々ブランドも原料もしっかりしている商品なので生き長らえていると思いますが、若い世代って『仁丹』に出合う機会がとても少ないと思うんですよ。コンビニにないし、ドラッグストアでもなかなか見つけにくい。これからは若い世代が触れる機会を増やしていかないといけないなと思います。

近畿大学経営学部商学科教授 井出さん。
近畿大学経営学部商学科教授 井出さん

永田:そうですね。『仁丹』をさらに発展させ、150年、200年と続けていくにはそれは大事なこと。そのためには新しい発想が必要だと思いますが、学生さんたち、どうすればいいと思いますか?

中谷:『仁丹』を試してもらえる機会を増やすのは限界があると思います。広告やマーケティングが昔から強いという歴史を生かして本を出すとか、歴史の部分を若い人に広めていくのは、初めの一歩になるかなと思います。

平山:今回の研究会で、『仁丹』をパチンコ玉にしようという意見が学生から出ました。とても面白い発想ですけど、やっぱりそういうことをすると、商品としての格が下がってしまうと思うんです。せっかくいい商品で長く続いているので、ちゃんとブランドを大切にしたい。SNSなどでのプロモーションもいいと思いますが、例えば道頓堀に[森下仁丹]のデカい看板を設置したりするとカッコイイなと。

赤堀:それいいね。個人的にレトロなものが好きなんですけど、大礼服を着た紳士の仁丹マークなら、デザインがカッコよくて絵になりそう。

近畿大学 学生 (左から)中谷さん、平山さん、赤堀さん。
近畿大学 学生 (左から)中谷さん、平山さん、赤堀さん

平山:最近海外などでも、日本のノスタルジーを求めてる人が多いと思うし。例えばインフルエンサーとかモデルさんが道頓堀で写真を撮る時、[森下仁丹]の看板がチラっと写っていれば、すごく影響力があると思います。

中谷:歴史が長いというのは魅力です。飲食店も老舗と聞くとおいしいんやろうなと思うし、歴史の長さを今の時代に合わせながら推していくことで、興味を持ってくれる人は一定数いるのかなと思います。

平山:『仁丹』は、厳選された生薬がぎゅっと配合されていますよね。生薬に新しいも古いもないじゃないですか。

松尾:『ミーツ』でも、最近レコードや古着の特集をして好評なんですが、若い人達の間で、アナログなもの、レトロっぽいものが今っぽいという時代の空気はありますね。

永田:私的に、入社した時に、古いって言うのはダメっていう風潮が社内にあって、古臭いとかおじさんっぽいなどはNGワードだったんですけど、今皆さんから古いからいいと言われて、新しい感覚で古さを推せばいいんじゃないかと気づいたのは発見でした。まだまだこれからやれることは広がっていきそうで、今回の研究会はとても貴重な機会になりました。みなさん、ありがとうございました!


122年目もよろしく!

昨年シリーズ誕生120周年を迎えた『仁丹』は、大阪で生まれ育った口中清涼剤。阿仙薬、甘草末、カンゾウ粗エキス末、桂皮(シナモン)、丁子(クローブ)、生姜など厳選された生薬を配合。

気分転換したい時や、もうひと頑張りしたい時に、お口をキリッとスッキリさせてくれる。写真の仁丹瓶入は3250粒入で1980円。医薬部外品 販売名:仁丹N 効能効果:気分不快、口臭『仁丹』は森下仁丹株式会社の登録商標です。


教えて、井出センセ!
SOUZOU研究会のこと。

森下仁丹×近大のSOUZOU研究会はどのように始まったのか? 井出教授と永田さんに聞いてみた。

「今、産学連携をやっている大学の学科やゼミは多いですけど、実は私は初めてで、きっかけは京都の仁丹町名表示板。

私はこれを楽しく研究する『京都仁丹樂會』の一員でして、[森下仁丹]さんの新卒新入社員研修の一環で、仁丹町名表示板ツアーのお手伝いをさせていただいています」と井出教授。その流れで、双方が一緒に何かできないかということで、SOUZOU研究会がスタート。

「[森下仁丹]としても産学連携の機会を頂けたことに感謝しつつ、プロジェクトを進めさせていただきました」と永田さん。

「[森下仁丹]が長くやってきたことを俯瞰できたのは、学生たちにとっても意味がありました。今まで研究してきたことでつながったのが、とてもうれしいですね」と井出教授。仁丹町名表示板が紡いだ縁は、今後も続いていく予定だ。


【REPORT】
『仁丹』シリーズ祝120周年。記念イベントに潜入。

シリーズ誕生120周年を記念して、先月[PLAT UMEKITA] にてイベント『昔から、ずっと、これからも展 〜その思いやりと技術は、時を超える。〜』が開催された。

外は気温の低い時期だったが、会場には多数のお客様が訪れ、スタッ フを務めた近畿大学生と『仁丹』についてのエピソードで盛り上がっていた。
外は気温の低い時期だったが、会場には多数のお客様が訪れ、スタッフを務めた近畿大学生と『仁丹』についてのエピソードで盛り上がっていた

当日は実物の町名表示版や歴代の広告&仁丹ケースの展示に加え、『仁丹』をはじめ『タンサ脂肪酸』や「鼻・のど甜茶飴」などの[森下仁丹]商品の試食、さらにオリジナルアクセサリーが作れるワークショップなども。

記でミーティングを行ったメンバーが再集結。『仁丹』シリーズが120年間続いてきた理由について議論を交わした。
上記でミーティングをおこなったメンバーが再集結。『仁丹』シリーズが120年間続いてきた理由について議論を交わした。

トークイベントでは井出教授&ゼミ生も登壇。学生の視点から『仁丹』の魅力について熱く語ってくれた。122年目の『仁丹』も明るい!

取材・文/蔵均
写真/コーダマサヒロ
提供/森下仁丹

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