みんなで遊ぶ映画『タローマン』昭和100年を駆け抜けた「会える」映画監督と主演俳優in塚口

8時間前

昭和100年12月27日の『大長編 タローマン 万博大爆発』マサラ上映参加者が岡村渉、藤井亮監督を囲んで(塚口サンサン劇場 撮影:Lmaga.jp編集部)

(写真24枚)

昭和100年=2025年8月に封切られた話題の映画『大長編 タローマン 万博大爆発』が、ついに3月8日テレビに初登場する。本作は独自の世界観をもつ唯一無二の芸術家・岡本太郎氏の作品をモチーフにしたヒーロー(?)タローマンや奇獣が活躍する「特撮映画」で、1970年の『大阪万博』と、昭和100年の架空の「万博」が開催される時代を描いた、べらぼうな作品だ。

配給会社の担当者も「公開直後からまさかまさかの大ヒットで…」と「予想外の展開」を隠せない中、「太陽の塔」に最も近い映画館「109シネマズ大阪エキスポシティ」(吹田市)では、毎週末「応援してはいけない応援上映」を行い、1月18日まで奇跡のロングラン上映。同館をはじめとする関西圏では特に「ご当地映画」としての盛り上がりをみせた。

(9月20日/109シネマズ 大阪エキスポシティ)
タローマンを応援しない人達が集まった(109シネマズ 大阪エキスポシティ 2025年9月 撮影:Lmaga.jp編集部)

そして「応援上映」と言えば、そう、超個性派映画館「塚口サンサン劇場」(尼崎市)である。同館でも、紙吹雪やクラッカーなどで盛り上げる「応援してはいけないマサラ上映」スタイルで「昭和100年」の最後に満を持してイベント『塚口大爆発』を実施。本作で監督・脚本ほか八面六臂の大活躍の藤井亮、タローマンなど約12役を演じた主演の岡村渉の両名がサプライズ登場した。今回は『塚口大爆発』体験後の、インタビューとともに当日の様子を紹介する。

左からタローマンなど約12役を演じた主演の岡村渉、「塚口サンサン劇場」の名物社員戸村文彦、藤井亮監督(塚口サンサン劇場 撮影:関西キネマ倶楽部)

◆ クレイジーな映画ファンが集まる塚口サンサン劇場「応援してはいけないマサラ上映」

個性派メンバー大集合、関西はもちろん遠方からも多数のタローマンファンが塚口に集結した(塚口サンサン劇場 撮影:Lmaga.jp編集部)

「マサラ上映」当日、タローマンに登場する水差し男爵やエラン、地球防衛軍(CBG)メンバーなどのコスプレーヤーたちが続々劇場に集まってくる。映画の公式グッズをカスタムする人、岡本太郎の概念アイテムを自作する人、岡本太郎氏の著作『自分の中に毒を持て』を持つ人…などなど個性爆発な老若男女が塚口サンサン劇場「シアター4」に続々と入ってきて、かなりカオスな状態に。

そんな中でも、ひと際目立つ藤井、岡村の両名がサプライズ入場し、最後列に着席すると、場内は一時騒然となった。

早速岡村渉、藤井監督も塚口の洗礼を受ける(塚口サンサン劇場 撮影:関西キネマ倶楽部)
タローマンとも親和性が高い、映画館のオリジナルキャラクター「サンサン太郎」が上演前の前説に登場(塚口サンサン劇場 撮影:関西キネマ倶楽部)

恒例のアンケートタイムで名物社員・戸村氏から「塚口サンサン劇場、はじめてという人~?」「マサラ上映初めてっていう人~?」と問いかけがあると、何人かのお客さんに交じって、岡村渉も元気よく高らかに挙手。早速、クラッカーや紙吹雪による歓迎を受けていた。

参加者たちとともに上映前の前説から全力で楽しむ岡村渉(塚口サンサン劇場 撮影:Lmaga.jp編集部)

いよいよ本編がはじまると「豪勢スタジオありがとう!」など続々と掛け声が。「爆発だ、爆発だ、爆発だ、芸術だ!」とシンガロング、尋常ではない量の紙吹雪が舞い、クラッカーがうち鳴らされる。

『大長編 タローマン 万博大爆発』映画館が爆発する勢いの紙吹雪芸(塚口サンサン劇場 撮影:関西キネマ倶楽部)

各キャラクターが登場する度に大きな歓声が沸き、タローマンに対しては、口々に「帰ってくれ!」「こっちに来るなタローマン!」と「タローマンを応援してはいけないよ」の原理原則を順守した声援で盛り上がる。定番の「わしのビルが…」「社長~!」でコール&レスポンス、ユートピアエナジーバーを摂取するサイリウムなどは、完成度の高い団体芸の域に…。

(塚口サンサン劇場 撮影:関西キネマ倶楽部)
ユートピアエナジーバーを摂取する図(塚口サンサン劇場 撮影:関西キネマ倶楽部)

◆ まるでファンミ!?映画上映後、監督&主演俳優が出口でお見送り、2ショットタイムも

上演後には呼び込みを受け、藤井監督&岡村渉がステージに登壇し、紙吹雪の洗礼を受けながらマイクを握る。壇上から参加者のコスプレや、制作物をチェックし、客席に突っ込んでいく場面も。

監督も主演俳優も紙吹雪で見えません!(塚口サンサン劇場 撮影:Lmaga.jp編集部)

突然質疑応答タイムは、「ここまで何で来ましたか?」の直球勝負からスタート。「宝塚線です」と即答する岡村の様子に、笑いとどよめきが…その後も続々質問が飛び出し、映画ファンたちとの交流が続いた。

もはやファンミ?な交流タイムも大充実の1日となった(塚口サンサン劇場 撮影:Lmaga.jp編集部)

そして最後は2人が参加者ひとりひとりのお見送りまで。もはやこれは「ファンミ」では?という、交流たっぷりの展開となった。

(塚口サンサン劇場)
上映終了後、出口で参加者一人一人に神対応!サービス精神がすごい(塚口サンサン劇場 撮影:Lmaga.jp編集部)

(次のページは)「スクリーン見えなかった」「台詞聞こえない」約100分を藤井監督&岡村渉とともに振り返る

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