絶好調!六甲山「初滑り」はコスプレで…ガンダムからミャクミャクまで267名滑走

2時間前

北陸や東海エリアから来た参加者たち、手を繋いでゲレンデを滑走。このとき「実はあまり見えていなかった」というから凄い(12月6日「六甲山スノーパーク」)

(写真21枚)

六甲山にコスプレイヤーが大集合。全身コスプレで、今シーズンの初滑りをおこなう「仮装滑走」が、人工スキー場「六甲山スノーパーク」(神戸市灘区)で12月6日に開催された。

コスプレ姿とはいえ、かなりのスピードで勢いよく滑ってくる参加者たち(12月6日「六甲山スノーパーク」)

晴天の下、アニメや漫画のキャラクターや、ミャクミャクの扮装まで、267名のスキーヤーやスノーボーダーたちが、白く輝くゲレンデを颯爽と滑り降りた。

今シーズン、1本目の滑走スタンバイ(12月6日「六甲山スノーパーク」)
今シーズン、1本目の滑走スタンバイ(12月6日「六甲山スノーパーク」)
(12月6日「六甲山スノーパーク」)
カラフルで雪に映えるコスプレイヤーたち(12月6日「六甲山スノーパーク」)

コスプレーヤーによる初滑りは、5年以上おこなわれている恒例のオープニングイベント。入口では、スタッフによるコスプレ審査が厳格におこなわれ、「全身コスプレ」の条件に達している人が、この日限りで入園料(おとな2800円)とリフト料金(1日券3300円)が無料になるスペシャル企画だ。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
親子で無事に「コスプレ審査」を通過!「この日をずっと楽しみにしていました」(12月6日「六甲山スノーパーク」)

『大阪・関西万博』開催時にボランティアをしていた来場者は、実際の支給ユニフォームで審査を受けたところ、「それは、コスプレではないのでは…?」と、不合格になりそうになりながら、ギリギリ合格にしてもらったそう。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
『大阪・関西万博』イヤーにふさわしい「コスプレ」…!?(12月6日「六甲山スノーパーク」)
雪上で寝そべりミャクミャクのポーズ(12月6日「六甲山スノーパーク」)
雪上で寝そべりミャクミャクのポーズ(12月6日「六甲山スノーパーク」)
テーマは雪を初めて見た人(12月6日「六甲山スノーパーク」)
テーマは「雪を初めて見た人」(12月6日「六甲山スノーパーク」)

コスプレ姿でゲレンデを楽しむ人たちに話を聞くと、兵庫県や近畿エリアだけでなく、岡山や広島、北陸や東京から来場した人も。なかには、毎年同スキー場のオープンイベントで、遠方の友人と会うのが恒例だという、グループの参加もあった。

この日のために全国各地から集ったグループ「お天気が最高で気持ちいい」(12月6日「六甲山スノーパーク」)
この日のために全国各地から集ったグループ「お天気が最高で気持ちいい」(12月6日「六甲山スノーパーク」)
三重県から来た参加者は甲冑姿で法螺貝を吹く。7年ぶリの雪山で滑り方を忘れて
たと話す(12月6日「六甲山スノーパーク」)
ゲレンデに響く法螺貝。三重県から来た参加者は甲冑姿で7年ぶリの雪山「滑り方を忘れてしまった」と話す(12月6日「六甲山スノーパーク」)

コスプレは、『ガンダム』、『ドラゴンボール』や『千と千尋の神隠し』『スパイダーマン』など定番から、『忍たま乱太郎』『SPY×FAMILY』など、幅広い映画や、アニメ、漫画のキャラクターがずらり。さらに、サンタクロース、武将、今年ならではのミャクミャクなど多岐に渡り、雪の上にカラフルな衣装が映えた。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
リフトを次々降りてくるコスプレ参加者たち(12月6日「六甲山スノーパーク」)
(12月6日「六甲山スノーパーク」)
コスプレ参加者大集合でゲレンデが華やか(12月6日「六甲山スノーパーク」)
カバンやぬいを器用に持ったまま滑ってくる参加者たちも(12月6日「六甲山スノーパーク」)

オープニングイベントで仮装滑走を始めた理由として、「コスプレーヤーは日本に一定数いることはわかっていたので、映える写真や動画を撮れる機会を作って、来場者満足度を上げたかった」と、スキー場担当者。コスプレーヤーは毎年200名以上参加しているとのこと。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
参加者のひとりカオナシが自主的に行っていた来場者たちの記念撮影が、今年は公式企画に昇格。大勢での記念撮影が実現した(12月6日「六甲山スノーパーク」)
コスプレきっかけで来場し、今日が雪山デビューの参加者も(12月6日「六甲山スノーパーク」)
コスプレきっかけで来場し、今日が雪山デビューの参加者も。まずは雪だるまづくりからチャレンジ(12月6日「六甲山スノーパーク」)

オープニングイベントでは「仮装滑走」のほかに、元大相撲力士による相撲パフォーマンスやちゃんこ鍋の振る舞いなどもおこなわれた。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
突如始まる雪上相撲(12月6日「六甲山スノーパーク」)

「六甲山スノーパーク」は、12月6日から3月8日まで期間中無休で営業。営業時間は朝9時から夕方4時半(ナイター営業日は夜7時半)。入園料はおとな2800円。リフト券は平日1日券1600円、土日祝扱い日1日券3300円・3時間券2800円、1回券250円ほか。詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/太田浩子

「カオナシのコスプレ姿で滑っていると、とにかくめちゃくちゃ暑い」そうです(12月6日「六甲山スノーパーク」)

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