ゲレンデに突然の「土俵」…神戸・六甲山のスキー場が異色の相撲でシーズン開始

2時間前

元大相撲力士の土俵入り(12月6日「六甲山スノーパーク」)

(写真16枚)

神戸市内にある人工スキー場「六甲山スノーパーク」(神戸市灘区)が、12月6日に、今シーズンの営業をスタート。全身コスプレでの「初滑り」イベントがおこなわれたほか、元力士による雪上の相撲パフォーマンスが披露され、オープンに駆けつけた多くの人が笑顔で拍手を送った。

今季の初滑走に、大勢が駆け付けた(12月6日「六甲山スノーパーク」)

元力士によるパフォーマンスは2年目。裸にまわしで、ゲレンデ上で実際に相撲をとる「元大相撲力士2名による相撲パフォーマンス」は、今年初めておこなわれた。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
「雪まき」で盛り上がる!(12月6日「六甲山スノーパーク」)

ゲレンデに浴衣×足元はスノーブーツ姿で、2人が登場。浴衣を脱いで、まずは、「塩まき」の代わりに、豪快な「雪まき」を披露すると、来場者たちから歓声があがる。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
来場者たちも取り組みを見守ります(12月6日「六甲山スノーパーク」)
足元はレンタルのスノーブーツを着用(12月6日「六甲山スノーパーク」)

迫力のある取り組みが展開され、雪上に投げられて決着がつく。負けた力士が寒そうにする場面もあった。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
裸に直接雪は寒すぎる…!(12月6日「六甲山スノーパーク」)

しかしこの日は晴天に恵まれ、ゲレンデを楽しんだコスプレーヤーたちは、汗だくな人も多かった。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
「THE SUMO HALL 日楽座OSAKA」とのコラボレーションで実現したイベントだった(12月6日「六甲山スノーパーク」)

パフォーマンスのあとは、力士たちはスキーヤーとハイタッチしたり、記念撮影に応じたりと交流。青空と雪と相撲、そしてコスプレイヤー…という異色な空間がゲレンデに広がった。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
元力士と来場者が交流(12月6日「六甲山スノーパーク」)
ゲレンデオープンから1時間ほどたったころに、「六甲山スノーパーク特製 六甲味噌ちゃんこ鍋の振る舞い」があり、整理券をもらった来場者ひとりひとりに、力士がちゃんこ鍋を手渡した。
元力士と来場者が交流(12月6日「六甲山スノーパーク」)
(12月6日「六甲山スノーパーク」)
元力士と来場者が交流(12月6日「六甲山スノーパーク」)
元力士と来場者が交流(12月6日「六甲山スノーパーク」)
元力士がリフトで移動中(12月6日「六甲山スノーパーク」)

ゲレンデオープンから1時間ほどたったころに、「六甲山スノーパーク特製 六甲味噌ちゃんこ鍋の振る舞い」があり、整理券をもらった来場者ひとりひとりに、力士がちゃんこ鍋を手渡した。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
ちゃんこ鍋をふるまう元力士たち(12月6日「六甲山スノーパーク」)

毎年オープニングイベントに来ているという夫婦は、「ちゃんこ鍋がおいしくて、温かくてホッとします。これが楽しみできています」と、満足そう。あちこちに用意されたベンチでは、アニメキャラなどに扮したコスプレーヤーたちたちが、ちゃんこ鍋を食べるシュールな姿が見られた。

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
今年もちゃんこ鍋を楽しみにしていたという来場者(12月6日「六甲山スノーパーク」)
(12月6日「六甲山スノーパーク」)
コスプレーヤーたちもふるまいちゃんこ鍋を堪能(12月6日「六甲山スノーパーク」)

「六甲山スノーパーク」は、12月6日から3月8日まで期間中無休で営業。営業時間は朝9時から夕方4時半(ナイター営業日は夜7時半)。リフト代は平日1日券1600円、土日祝扱い日1日券3300円・3時間券2800円、1回券250円ほか。詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/太田浩子

(12月6日「六甲山スノーパーク」)
晴天にめぐまれ、賑わうゲレンデ(12月6日「六甲山スノーパーク」)
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