「大丸心斎橋」に潜む動物、どこにいる…?クリスマスアート×建築を堪能

2時間前

「大丸心斎橋店」本館外観(10月20日Lmaga.jp撮影)

(写真9枚)

百貨店「大丸心斎橋店」(大阪市中央区)は、今年で開業以来299回目のホリデーシーズンを迎える。館内では、遊び心溢れるアート×建築を共に楽しむことができる。

大大阪時代のランドマークとして1933年に完成した「大丸心斎橋店旧本館」は、アメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズにより設計され、2019年に大規模な建替えを実施し新本館としてグランドオープン。外壁をまるごと保存再生、内装材も可能な限り再利用・復原し、ヴォーリズ建築を継承している。

「大丸心斎橋店」心斎橋筋側入口上。1925年大丸心斎橋店の店舗拡張の際に設置された孔雀レリーフ
「大丸心斎橋店」心斎橋筋側入口上。1925年大丸心斎橋店の店舗拡張の際に設置された孔雀レリーフ

実は外観や館内のヴォーリズ建築には、クジャクやカメ、キツネ、ウサギなどの動物たちが装飾意匠として使用されている。それにちなんで今回のクリスマスアートは、世界で活躍するアーティストのドナルド・ロバートソン氏を迎え、館内に潜む動物たちがサンタのソリをひく可愛いオリジナルアートを描き下ろしてもらい、それらが会場の至る所に飾られている。

ドナルド・ロバートソン氏の描き下ろしアート
ドナルド・ロバートソン氏の描き下ろしアート

オリジナルアートがある場所は、本館1階天井や4階エスカレーター前などさまざま。シンプルにアート作品を楽しむのも良し、また元になった動物たちは館内のどこにいるのか…「御堂筋側入口館内欄間」に描かれているキツネとツルや「御堂筋側入り口」の上には鷹がいるなど、これを機に探すのも楽しそうだ。

「大丸心斎橋店」本館1階ステージの様子
「大丸心斎橋店」本館1階ステージの様子

「大丸心斎橋店」のホリデーシーズンの装飾は〜12月25日まで。

「大丸心斎橋店」本館4階エスカレーター前の様子
「大丸心斎橋店」本館4階エスカレーター前の様子
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