詰め込み過ぎ?心斎橋パルコ5周年イベント…味園、ベアーズから豪華女優陣まで

2時間前

味園ユニバースで回っていたあの特徴的な惑星型ライトが、パルコに堂々登場(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

(写真17枚)

11月20日に開業5周年を迎える「心斎橋PARCO」(大阪市中央区)。11月14日より、それを記念した『心斎橋PARCO 5th ANNIVERSARY』と題し、大阪のアングラカルチャーから、豪華女優陣の登場まで、ジャンルを飛び越えた「ごった煮」の企画を館内各フロアで開催している。

2020年11月に約9年ぶりに大阪・心斎橋に帰ってきたパルコ。「ファッションビルや百貨店の枠を超え、“モノとコト”、“日常とアート”がボーダレスに交わる新しい商業ビル」をコンセプトに掲げ、多彩な価値や体験の提供・発信を続けてきた。

(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
14階PARCO GALLERYではパルコの広告表現を通覧できる展覧会 「『パルコを広告する』1969 – 2025 PARCO 広告展」心斎橋パルコ屋上ヘリポートで撮影したGEZANのポスターなど展示(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

イベント初日となった14日は全館お祭り状態で、14階では『DOMMUNE×心斎橋PARCO 5th anniversary』と題したトークとライブを開催。

(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
BOREDOMS、羅針盤、ROVO、想い出波止場などでも知られる、難波ベアーズのオーナー、山本精一のソロライブ(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

地下2階では、小料理居酒屋「ザ・ニューワールド」オーナーシェフ鳥羽周作氏がレセプションパーティーに登場。さらに各フロアでDJがプレイするなど、にぎやかに周年イベントをスタートした。そんな初日の館内の様子と、これから楽しめる展示や注目イベントも紹介する。

「ニューワールド」では、鳥羽周作シェフはじめスタッフたちが大忙し(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
地下の「ニューワールド」では、鳥羽周作シェフはじめスタッフたちが大忙し(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影

◆ 心斎橋パルコが大阪のアングラカルチャー深堀り、キーワードは「宇宙」!?

味園ビルの
思い出を振り返る展示。ユニバースの空間が再現されている(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
味園ビルの思い出を振り返る展示。宇宙テイストのランプなど、ユニバースの空間が再現されている(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

7月に70年の歴史に幕を下ろした1956年創業の複合レジャー施設『味園ユニバースビル』の歴史を紹介する展覧会「味園大宇宙展」。こちらでは、ユニバースのネオンサインと、金の六角形で構成されたエントランスが登場し、謎の惑星のような照明にも再び会える。

ユニバースのネオンサイン、アルサロの文字。味のあるジオラマが登場(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
ジオラマには畳敷き
&丸テーブルの並ぶ「大宴会場」も再現されている(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
大宴会場の畳や丸テーブルも再現(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

それ以外にも、味園ビルを再現したジオラマの展示、発掘された興味深い資料の数々が展示され、Tシャツほかグッズの物販もあるので、味園ファンは必見の企画となっている。

過去の資料の数々を展示。ユニバースの楽屋でみたヤツ!となる
人もいるかも(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
過去の資料の数々を展示。ユニバースの楽屋でみたヤツ!となる人もいるかも(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

『COSMIC LAB presents「味園大宇宙展」 supported by PARCO』は11月30日まで。9階「EVENT SPACE」にて。入場料は500円。

また初日には、同じく大阪のもうひとつの「宇宙」、唯一無二のライブハウスをフィーチャーした「難波ベアーズと関西オルタナティヴミュージックカルチャーの歴史」のトークを『DOMMUNE×心斎橋PARCO 5th anniversary』として展開。

(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
関西の音楽好きが多数集まった14階。スタート前から入場列ができ、定員いっぱいまでパンパンに。こちらはライブもトークもなんと入場無料!(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

「難波ベアーズ」の39年を、ハードコア、ノイズ、スカム、さらにアイドルやお笑いなど過去に出演した幅広いジャンルのアーティストを挙げながら振り返るディープすぎる2時間のトークを展開。

(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
貴重な過去映像やスライドの数々に、来場者も登壇者たちも釘付けに。ベアーズの歴史の深さを感じる画像も多数飛び出した(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

その締め括りに、300人弱のホール満員の観客を前に、山本精一の爆弾発言「40周年でベアーズはなくなります」が飛び出し、宇川直宏、東瀬戸悟も「え!本当に?」とびっくりする一幕も。

トークのあとは、KK mangaのライブで盛り上がった(11月14日心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

その後のライブではKK manga、山本精一、黒岩あすかと夜が3者3様のパフォーマンスを展開。ライブの観客の中には、「パルコやけど、ちゃんとベアーズやったな」という会話をしている人たちも。パルコ最上階にベアーズの宇宙が広がるという貴重な場となった。

◆ 地下にもグルメな宇宙が!オーナーシェフ鳥羽周作氏自ら振る舞うパスタ登場

アテ盛り食べ放題の太っ腹企画に出しても出してもどんどんフードがなくなる状況(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
アテ盛り食べ放題の太っ腹企画に出しても出してもどんどんフードがなくなる状況(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

同日地下2階では、ミシュランガイド京都・大阪2023・2024ビブグルマン掲載店、小料理居酒屋「ザ・ニューワールド」がレセプションイベントを開催。スペシャリテの「あての盛り合わせ」の無料提供という太っ腹企画実施にくわえ、オーナーシェフである、鳥羽周作氏自ら振る舞う「きまぐれパスタ」(1500円)も登場して大人気に。

(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
大阪はもちろん名古屋からも!「ザ・ニューワールド」で楽しく飲んでる、クリトリック・リスのライブでお馴染みの愛どんさん発見(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

「鳥羽シェフがくると知って、飲みに来ました。『鳥羽シェフのきまぐれパスタ』オーダーします!」と館内イベントをハシゴする楽しそうなグループも。スタッフたちは、てんてこ舞いの様子だったが、おいしい料理とお酒でイベント初日の夜を盛り上げた。

(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
大人気となった、鳥羽シェフの「きまぐれパスタ」(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)

◆  豪華!箭内道彦、宮﨑あおい、近田春夫、小泉今日子、GOMA、松尾諭…館内に続々登場予定

18日は、PARCO開業5周年と宮﨑あおい生誕40年を記念した、特別写真展『これからのことの開催にあわせ、クリエイティブ・ディレクター箭内道彦、宮﨑あおいのトークショーを実施。24日は、近田春夫×小泉今日子がプロデュースする大人の朝活イベントが関西初登場『BAD MORNING! CLUB』。25日は、雑誌ミーツがセレクトしたお酒を堪能しつつ楽しめる『Meets Regional presents GOMA×松尾諭 トークショー』も。

そのほか、『心斎橋PARCO 5th ANNIVERSARY』では、ここでは紹介しきれないほどの展示やイベントが館内で同時開催される。各企画の開催日時、観覧方法ふくめ、詳細は公式サイトで確認を。

(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
14階PARCO GALLERYではパルコの広告表現を通覧できる展覧会 「『パルコを広告する』1969 – 2025 PARCO 広告展」より。(11月14日/心斎橋パルコ Lmaga.jp編集部撮影)
  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本