木村拓哉が大阪に、箕面にいた過去…大阪城ホールの思い出も明かす「MCに厳しい」

2時間前

映画『TOKYOタクシー』の舞台挨拶に登壇した木村拓哉(11月12日 Lmaga.jp撮影)

(写真3枚)

山田洋次監督がメガホンを取った映画『TOKYOタクシー』が11月21日に公開。12日に大阪の映画館「大阪ステーションシティシネマ」(大阪市北区)で実施された舞台挨拶に倍賞千恵子、木村拓哉、山田監督が登壇し、大阪の思い出を語った。

山田監督の第91本目の監督作品となる今作は、木村演じるタクシー運転手の宇佐美浩二が、倍賞演じる上品なマダム・高野すみれを高齢者施設に送り届けるなかで、会話を重ねやがて心を許していくというストーリー。

舞台挨拶では会場が大阪ということで、MCから「大阪の思い出」を聞かれる場面もあった。倍賞は「たこやき、おいしかったです。楽屋にたこやきがありまして今いただいたんですけど、とてもおいしかったです」と話し、映画のデビュー作品『斑女』のポスター撮影時に大阪城を訪れたという思い出を振り返った。

映画『TOKYOタクシー』の舞台挨拶に登壇した倍賞千恵子、木村拓哉、山田洋次監督(大阪市内・11月12日)
映画『TOKYOタクシー』の舞台挨拶に登壇した倍賞千恵子、木村拓哉、山田洋次監督(大阪市内・11月12日)

山田監督は大阪出身なものの、幼少期に満州に引っ越し、小学校に入ると関西弁のアクセントを注意されることもあったとか。「そんな風なご縁なんですが、今ここでは大いばりで『私、大阪出身です』と申し上げています」とユーモラスに回答。

そして「個人的な話になるんですけど、幼少期は葛飾区の柴又にいたっていう事実もあるんですけど、箕面にもいたので。こちらの皆さんのコミュニケーションを耳にしていても、スムーズに自分のなかに入ってくるという面があります」と明かした木村。

映画『TOKYOタクシー』の舞台挨拶に登壇した木村拓哉(大阪市内・11月12日)
映画『TOKYOタクシー』の舞台挨拶に登壇した木村拓哉(大阪市内・11月12日)

さらに「あとは、大阪城ホール。グループのときも個人のときも、そちらにお邪魔してみなさんと騒ぐ瞬間はやっぱり…大阪は非常に盛り上がる」と話すと、客席からは拍手が。木村はそんな観客を「拍手早いですよ!」と冗談混じりに制しつつ、「その代わり、MCに関してはものすごく厳しいです(笑)。そのあたりはみなさんらしさといいますか。これは『TOKYOタクシー』の本編と同じように、温かさもすごくあるし、厳しさもあるし。すごく人っぽいなという印象があります」と分析していた。

映画『TOKYOタクシー』は、11月21日より全国ロードショー。

取材・文/つちだ四郎 撮影/Lmaga.jp編集部

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