三之丞にお金を渡すトキ、細かな演出に視聴者感嘆「芸が細かい」

2時間前

『ばけばけ』第31回より。ヘブンの女中として働く決意をしたトキ（髙石あかり）（C）NHK

(写真1枚)

没落した武家の一人娘・松野トキ（髙石あかり）が、世を恨みながらも明るく生きる連続テレビ小説『ばけばけ』（ＮＨＫ朝ドラ）。１１月１０日放送の第３１回では女中になることを決意したトキが、その給金を三之丞に渡そうとするシーンに注目が集まった。

トキ（髙石あかり）はヘブン（トミー・バストウ）の女中になることを決意するが、「彼女は武士の娘ではない」と断られてしまう。錦織（吉沢亮）のフォローもあり、ヘブンはトキを武士の娘だと認める。

翌日から女中として働き始めることが決まったトキは、もらったばかりの給金を三之丞（板垣李光人）に託す。せめて三之丞とタエ（北川景子）の助けになることを願いながら、トキは悲壮な覚悟を決めるのだった。

今回の放送では、トキが稼いだお金を素直に受け取らない三之丞に対し、亡き三之丞の父・傳（堤真一）が遺したお金だと嘘をつくシーンがあった。その際、三之丞の性格を見越してか、トキがもらったばかりのお金にシワをつける描写もあった。

一連の流れを受け、ＳＮＳ上では「札を新品じゃない様に見せるとは芸が細かい」「わざとお札をくしゃくしゃにして優しい嘘をつくおトキさん…泣」「お札にシワをつける この演出よ おトキならきっとそうすると思うもん」などの声が相次いだ。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ　ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。１１月１１日放送の３２回では、家族にも嘘を付きながら、トキの女中生活が始まる。

文／つちだ四郎

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