芸人のシビアな初給料…新喜劇のアキ「５００円」、ジャルジャルは「１２５０円で…」

2時間前

コント衣装で元気よく登場したジャルジャル（なんばグランド花月・11月11日 Lmaga.jp撮影）

(写真4枚)

１１月１日をもって３８周年を迎えた大阪の劇場「なんばグランド花月」（通称：ＮＧＫ、大阪市中央区）では、キャンペーンを実施中。ＮＧＫ入口で定期的に会見を実施しており、１１日にはジャルジャル（後藤淳平、福徳秀介）、アキ、山田花子、そしてＭＣの浅越ゴエと、いずれも賞レースや総選挙で王者となったメンバーが集まった。

■ ジャルジャル、１５年前のＮＧＫ初舞台を振りかえる

コント衣装で元気よく登場したジャルジャル（なんばグランド花月・11月11日 Lmaga.jp撮影）

会見にコント衣装である野球のユニフォームと体操服姿で登場したジャルジャル。初舞台に関する思い出を聞かれた２人は、１５年ほど前に「お試し」という形で初めてＮＧＫの舞台に立ったといい、福徳は「コレ成長してないとかそういう意味じゃないんですけど。１５年前初舞台でやったネタは、今からします」と明かした。

後藤は「その時はあんまり手ごたえはなかったんですけどね（笑）。緊張しながらやったなって思い出があって」としみじみ語った。

「なんばグランド花月 38周年キャンペーン」記者会見に登場した面々。左から浅越ゴエ、ジャルジャル（後藤淳平、福徳秀介）、アキ、山田花子（なんばグランド花月・11月11日） — 「なんばグランド花月 38周年キャンペーン」記者会見に登場した面々。左から浅越ゴエ、ジャルジャル（後藤淳平、福徳秀介）、アキ、山田花子（なんばグランド花月・11月11日 Lmaga.jp撮影）

さらに、後藤はかつてＮＧＫの向かいにあった若手の劇場「ｂａｓｅよしもと」の名前を挙げると、「そこのオーディション受けて、落ちて、ここ（ＮＧＫ）のロビーで夜、２人で頭抱えてました。まさにここで」と下積み時代を振りかえる一幕も。

芸歴が長く、NGKの思い出も多いメンバーが集まった（なんばグランド花月・11月11日） — 芸歴が長く、NGKの思い出も多いメンバーが集まった（なんばグランド花月・11月11日 Lmaga.jp撮影）

また、当時劇場の近くにあった１００円ショップ「ダイソー」でコントで使う小道具や初給与の手続きに必要なハンコまで調達していたとか。アキが「ちなみにその時、いくら…？」と当時のギャラを聞くと、福徳が「１２５０円です」と即答。

周囲は「安い！」「そのために１００円と消費税を使って！」と驚きつつ、ゴエは「初給料って最初は安いよね」とコメント。アキが「ほんまに。５００円くらいでした」と話すと、ゴエと花子も「僕も５００円やった覚えが…」「私も５００円」と応じ、若手時代を懐かしんでいた。

取材・文・写真／つちだ四郎

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