NMB48小嶋花梨の卒業公演、山本彩のサプライズ登場に会場どよめく

3時間前

『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48

(写真5枚)

NMB48の前キャプテン・小嶋花梨の卒業公演『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』が11月9日、オリックス劇場(大阪市西区)で開催された。小嶋はコロナ禍の苦しい活動時期も経験しながら、それでも今年10月9日まで約7年間、キャプテンとしてグループを牽引した。

■ 初代キャプテン・山本彩と共演「引き継げて良かった」

小嶋は2016年、第5期生オーディションに合格してグループに加入。「こじりん」の愛称で親しまれ、2018年11月4日には山本彩からバトンを受け継いで2代目キャプテンに就任した。

『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48
『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48

同公演は、小嶋がセンターポジションに就いて「僕らのユリイカ」のパフォーマンスからスタート。2曲目「高嶺の林檎」冒頭では「私とファンのみなさんのNMB愛、ぶつけ合いましょう」と気合十分で呼びかけるなどし、その後も小嶋が2024年に初めてシングル表題曲のセンターを務めた「がんばらぬわい」など計33曲が披露された。

『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48
『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48

またゲストとして元メンバーの上西怜、吉田朱里、渋谷凪咲、石田優美、加藤夕夏が出演。渋谷は当初、VTRでの出演と紹介されたが、映像内で「声援を生で聞きたい。今からそっちへ行こうかな」とコメントし、客席に姿を見せた。そしてステージへ上がって小嶋と抱擁し、「渚サイコー!」を歌い踊った。渋谷は「こじりんがラジオで、『卒業コンサートに凪咲さんが来る』と言ってたから、サプライズを入れた方がいいかなって」と、急きょドッキリ演出をはさんだことを明かした。

さらに観客をあっと驚かせたのが、小嶋にとって憧れの存在である初代キャプテン・山本彩の登場。山本と肩を並べて歌うパートでは、小嶋の目に涙が浮かんだ。また曲終盤ではセンターポジションに小嶋、山本、その真後ろには3代目キャプテンに就任したばかりの塩月希依音が立ち、新旧キャプテンが揃い踏みする光景も見られた。

『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48
『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48

そしてあらためて山本から「(グループに)9年もいてくれたんやもんね。感謝しかないです、こじりんには」と労われると、小嶋は「あのとき、キャプテンを彩さんから引き継がせていただいて良かったなって、長い期間をかけて思うことができました」と振り返った。

『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48
『NMB48小嶋花梨卒業コンサート〜大好きなNMB48へ〜』より(c)NMB48

公演終盤のMCでは、小嶋は「自分の何もかもを注げるようなものに出会えたことが本当に幸せだと思うし、もう二度と出会えないんじゃないかって思うくらい全力を注げた。ただファンのみなさまには、追ってきた夢を、景色を見せることができなかった」と悔しさをのぞかせながらも、「今日、この日までグループを守り切ることができたのは誇りに思います」と笑顔。そして「私はみなさんと一緒に、(NMB48を)温かく見守りたいと思います」と後輩メンバーの活躍に期待を寄せた。

アンコール曲「ずっとずっと」では、小嶋直筆のメンバー一人一人へのメッセージがスクリーンに映し出された。誰よりもメンバー想いだった、NMB48の2代目キャプテンのアイドル人生に幕が下りた。

取材・文/田辺ユウキ

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