オール阪神の「毒舌キャラ」開花？相方・巨人の初遅刻で大暴れ「メルカリで売れんのに！」

5時間前

相方・巨人の不在をいじり「俺一人でもおもろいやろ！」と叫ぶオール阪神（11月4日 Lmaga.jp撮影）

(写真3枚)

１１月１日で３８周年を迎えた大阪の劇場「なんばグランド花月」（通称：ＮＧＫ、大阪市中央区）。それを記念したキャンペーンの記者会見が１１月４日、同劇場入口でおこなわれた。出演予定だったオール巨人のまさかの遅刻欠席により、相方の阪神が会見中に暴走し、周りから総ツッコみをくらった。

■ オール阪神、相方不在時にまさかの「落語家」転身宣言！？

劇場入口という開かれた場所での「斬新な記者会見」は２回目となり、今回はオール阪神と吉本新喜劇のすっちー＆吉田裕、ＭＣの笑い飯（西田、哲夫）が登場。会見にはオール巨人も登場する予定だったが、諸事情のため遅刻するというハプニングも。

結成から５０年という歴史を持つオール阪神・巨人。相方が不在ということもあってか、阪神は「１７歳で吉本に入ったんです。それから５０年が経ちました。あんなきっつい人とやってんねんで。『阪神くん、そこはちゃう！』って言われながらバーン叩かれて。そやから俺、ボディビルやってたんや」と毒っ気を含ませながらコメント。

阪神の暴走に周囲も「どうしたんですか！」とツッコみ（11月4日 Lmaga.jp撮影）

「毒舌」は止まらず、１１月４日〜１０日に来場者向けで配布される「乳首ドリルえんぴつ」を前に、「これ全員にプレゼントされるんか。ちょっとだけならメルカリで売れんのになあ」「削っても削っても芯が出てこない場合があるかもしれへん。タダでもらうやつやから苦情は聞かへんよ吉本は！」と立て続けにボケまくり、周りから「どうしたいんですか、師匠！」「のびのびするのもええ加減にしてください！巨人師匠もはよ来てもらわんと」と総ツッコミをくらう一幕も。

さらに「（会見は）もう１回やってるねん！１回やったら充分やねん！」と会見全体にも向けられた阪神の舌鋒。最終的には「言うちゃ悪いけどな、中途半端やんか。俳優やったら別やで！横浜流星とかやったら別やけど中途半端やん！」と阪神自らを含めた出演芸人を強烈にディスり、「止まりませんなぁ」と後輩芸人らを唸らせた。

結局会見は巨人不在のまま進んだが、ひとりマシンガントークで突き進んだ阪神。そして「俺もうちょっとで落語家なろうかと思って。落語勉強してんねん」と意外な展望を明かした。

哲夫が「ここに来て解散ですか！？解散宣言ですよこれ！」とどよめくと、「いや解散じゃないよ。お互い身体悪なるかわからへんやん。だから落語もおもろいなって」と前向きな姿勢を見せ、「だから今、月亭もらおか、桂もらおか、立川もらおか考えてんねん」と落語家の亭名を次々に挙げていた。

取材・文・写真／つちだ四郎