吉本新喜劇・山田花子が初座長! 人気投票1位の実力発揮「みんなよくやった」

6時間前

「新喜劇まつり2025」より

(写真5枚)

「吉本新喜劇」の人気座員31名が出演する舞台『吉本新喜劇まつり2025』が10月31日、「なんばグランド花月」(大阪市中央区、通称:NGK)にて開催。4回目となる今回は山田花子が座長をつとめ、ハプニングが起こりながらも最後まで大盛り上がりとなった。

■ 総選挙1位・山田花子が座長「やりきった。しばらくオフ取るわ」

「新喜劇まつり2025」より

同公演には、9月5日に結果が発表された「吉本新喜劇座員総選挙2025」で上位にランクインした25名と、当日に実施されたじゃんけん大会で見事勝ち抜いた5名、そして昨年殿堂入りを果たした座員・アキの31名が登場した。

今回は総選挙で1位に輝いた座員・山田花子が座長をつとめ、「花子のやりたいこと」を全て詰め込んだ内容に。また脚本は川畑泰史が担当し、ベテラン座員同士がタッグを組むこととなった。

ストーリーは花子演じる謎めいた女性が秋祭りの開催を控える「花月村」を訪れ、島田珠代やすっちー、酒井藍といった個性あふれる村人たちと出会い、やがて大きな騒動に発展していくというもの。

「新喜劇まつり2025」より

序盤から珠代の「パンティテックス」や「壁ドン」、すっちー&吉田裕の「乳首ドリル」といった鉄板ギャグが繰り広げられ、会場は大盛り上がり。さらにセリフ内に登場する「一番」や「ゴー」、「ロクなやつ」といった数字に合わせ、総選挙でその順位にランクインした座員が登場するという今年初の演出もあった。

カーテンコールでは花子が「みんなよくやったよ。すばらしかった。みんな個性が光ってた」と座長らしくコメント。すっちーから「お姉さん的にはもうやりきりました?」と聞かれると、「やりきった。しばらくオフ取るわ」と答え、笑いを呼んでいた。

■ セリフ飛ぶ、小道具の提灯落ちる…ハプニング続くも「楽しんで!」

「新喜劇まつり2025」より

今年で4回目となる同公演では、途中でセリフが飛ぶ、小道具の提灯が落ちてしまうといったハプニングがいくつか発生。座員の清水けんじが思わず呟いた「それも全部楽しんでいこう!」という言葉通り、最後までパワフルな勢いで突き進み、拍手喝采のうちに終わった。

終演直後におこなわれた囲み取材で、「今日、朝まで(稽古を)やっててね。ほとんど皆寝てないよね。寝てないのに皆セリフを覚えて…」とコメントした間寛平GM(ゼネラルマネージャー)。さらに、本来の出番より早めに出てしまうという自身のミスを振り返り、「僕、もうとりあえず1時間半か40分で終わらせなあかんのに伸びて伸びて、巻きがかかってて。つい出てしもて。すみませんでした」と反省していた。

「新喜劇まつり2025」より

また、記者から「今回の公演で敢闘賞をあげるとしたら」と質問されると、「やっぱり花子」と座長をつとめた花子を指名。さらにすっちーが「普段やらん人をいじるくだりとかもね、全部ちゃんと覚えてやってはったし。今日めっちゃ大変やったと思うんですけど」と花子をねぎらうと、「ツッコんで笑い取ってたしね」と寛平GMも応じ、花子も「やれてました?」と喜びをあらわにしていた。

また公演終盤では、2年連続となる新座員オーディション「金の卵 13個目」の開催も発表となり、会場をどよめかせていた。『吉本新喜劇まつり2025~選ばれし30+1の座員たち~』の模様は、吉本興業の配信プラットフォーム「FANY Online」にて視聴できる。

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