「ありがとうイタリア」万博が人生を豊かにする…世界的歌手の歌声に魂が震えた日

ステージ上の演者がこんなにすぐ近くに。ドレスコードもなくTシャツでカジュアルに劇場のSS席レベルに座ることができるのは、万博ならでは!(9月12日「大阪・関西万博」撮影:Lmaga.jp編集部)
『大阪・関西万博』閉幕から1カ月。会期中、レオナルド・ダビンチやミケランジェロなどによる彫刻や絵画を惜しげもなく展示し、「本物の芸術に触れられる」と大人気となった「イタリア・パビリオン」。その後も「大阪市立美術館」(大阪市天王寺区)での特別展『天空のアトラス イタリア館の至宝』が発売後即全日程が完売する事態に。閉幕後もとにかく話題に事欠かない状況です。

そんなイタリア、今回の万博では、バレエやオペラ、ライブなどステージでも来場者たちを楽しませてくれました。お芝居やミュージカルをこよなく愛する、舞台好きライター西村円香が、イタリアの本気とオペラの迫力に圧倒されたコンサート『偉大なるイタリアオペラ。人類の文化遺産』の当日の様子を振り返ります。
◆ オペラ・ガラコンサートは、「これぞイタリア」な演目から

イタリアがナショナルデーを迎えるにあわせて9月11日、12日に2回のコンサートを実施。私が参加した11日の公演当日、EXPOホール「シャインハット」はもちろん満席で、ホール前でキャンセル待ちをする人も多数。
それもそのはずで、演奏を披露するのは 世界最高峰と称される「ローマ歌劇場管弦楽団」。情熱的にオーケストラを指揮するのはフランチェスコ・イヴァン・チャンパ。

さらに歌手は、舞台俳優からオペラに転向したルカ・ミケレッティ(バリトン)、世界的な人気を誇るルチアーノ・ガンチ(テノール)、艶やかな声を響せるアナスタシア・バルトリ(ソプラノ)と超豪華。これが万博入場料だけ払えば、無料だなんてイタリアって太っ腹すぎる…!

披露されたのは、「オペラ王」の異名を持つイタリアの作曲家ジョゼッペ・ヴェルディの『マクベス』やジャコモ・プッチーニの『トスカ』などこれぞイタリアオペラな演目たち。
◆ 「芸術は難しくない!」カジュアルに「本物の芸術」に触れることができる貴重な機会に
筆者は映像でオペラを見たことはありますが、恥ずかしながら生の舞台で見るのは初めての体験。話のあらすじは知っている演目が多いけれど、きちんと理解できるかどうか少し心配でしたが、最初に登場したルカ・ミケレッティのずっしりとした重厚感と深みのあるバリトンボイスを耳にした瞬間に、そんな不安は消え去り、優雅なオペラの世界へと誘われます。

続くルチアーノ・ガンチの艶やかに響き渡るテノールも、情感たっぷりに歌い上げるアナスタシア・バルトリのソプラノも素晴らしく、物語の情景、登場人物の喜び、悲しみといった細やかな心の機微が彼らの声から伝わってきます。


魂が震えるような、心の芯に迫りくる美しく力強い歌声と巧みな表現力に圧倒され「これが本場のオペラか」と、しばしカメラのシャッターを切るのも忘れて、聴きいってしまいました。

万雷の拍手に応えたアンコールでは、ジャコモ・プッチーニ『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」など耳馴染みのある名曲が次々と披露され、観客もスタンディングオベーション!

オペラはもっと厳かに楽しむものかと思っていましたが、3人の歌手もオーケストラも観客も一緒なってに会場を盛り上げよう、今、この瞬間を楽しもうという気持ちにあふれているのがわかる、満ち足りた空間でした。


◆ 『大阪・関西万博』のおかげで、広がり続ける知的好奇心。人生まだまだ楽しめそう!
イタリアは、「L’Arte Rigenera la Vita(芸術が生命を再生する)」をテーマにパビリオンを展開していましたが、今回オペラという本物の芸術に触れることができ、その意味を体感することができました。ありがとう、「イタリア・パビリオン」。
今まで知らなかった世界や文化を体感することで、知的好奇心も満たされるし、もっとイタリアオペラについて知りたくなるなど、自分の興味も広げることができて「万博」ならではの醍醐味を感じました。

また、舞台や芸術作品なども、今はネットで見ようと思えば、何でも気軽に見られる世の中。それでも、万博でさまざまな「本物」に触れ、やっぱり実際に「生」でみるのは全然違う、ということも改めて実感。
もともとエンターテイメントが好きで、舞台やアートなども、観に行っている方だと思っていましたが、これからは「もっともっと現場に足を運ばねば!」と決意も新たに。通期パスポートで通った『大阪・関西万博』のおかげで、やりたいこと、この目でみたいもの、行ってみたい国などがさらに増えたので、これからの人生まだまだ楽しめそうです!
取材・文・写真(一部)/西村円香
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