「人生最高の一杯」のため、関西から小浜島に飲みに行ってみたら……12+αの最高に出会った[PR]

8時間前

「人生最高の一杯」を更新するため、小浜島へ!

(写真34枚)

■ 「染みわたる一杯」を飲むため、アクティビティに挑戦!

ここまで素晴らしいロケーションでの最高の一杯を紹介してきたが、次は「疲れた体に沁み渡る一杯」の獲得にチャレンジしていこうと思う。

前述したように超絶インドア派の筆者なので、アクティビティを楽しむというよりも、おいしいビールのために疲れようとしている感が隠せていないのだが、ご容赦いただきたい。

小浜島周辺はマリンスポーツが盛んで、もちろんシュノーケリングができるポイントが豊富にある。ホテルにもツアーがいくつか用意されているなかで、インドア派の体力ならこれがギリギリだろう、という半日コースをチョイス。人生初シュノーケリングを体験してきた。

カナヅチなので、足がつかない水の中に慣れるのにかなり時間がかかった。最終的にはピースができるまでに!
カナヅチなので、足がつかない水の中に慣れるのにかなり時間がかかった。最終的にはピースができるまでに!

泳ぎ方さえも忘れかけていた私に、インストラクターさんが親切に動きを教えてくださり、なんとかバタ足のやり方を思い出してもぐってきた。こんなに海が透明で、魚たちがすぐそこにいることに感動していたら合計3時間はあっという間だった。

運動後でないと得られないおいしさ。ベランダからの景色の凄さがブーストをかけてくる
運動後でないと得られないおいしさ。ベランダからの景色の凄さがブーストをかけてくる

もちろん部屋に戻りすぐさまビールを流し込む。運動しないと得られないこの沁み渡る感覚。久しぶりの「最高の一杯」になった。

「最高の一杯」でよく例に出るもののひとつとして「サウナ後の一杯」があるが、実はわたしはこれも未経験だった。ビーチに佇むバレルサウナにて体験してみた。

オイルが数種用意されており、好きな香りで楽しむことができる。ほか、ハーブウォーターやきれいな荷物置き場に金庫まであり、屋外でも安心して利用できるのが嬉しい
オイルが数種用意されており、好きな香りで楽しむことができる。ほか、ハーブウォーターやきれいな荷物置き場に金庫まであり、屋外でも安心して利用できるのが嬉しい

今回体験したのは期間限定の「サンライズサウナ」。朝焼けを眺めながらサウナを楽しみつつ、朝食までいただけるというもの。

もちろん朝陽が素晴らしいのだが、目を閉じて波音と風に集中するのもオツ。写真奥に見えるのは海に浮かぶ外気浴チェア。好きな音楽をかけて心ゆくまで心身をととのえ「最高の一杯」を楽しめた
もちろん朝陽が素晴らしいのだが、目を閉じて波音と風に集中するのもオツ。写真奥に見えるのは海に浮かぶ外気浴チェア。好きな音楽をかけて心ゆくまで心身をととのえ「最高の一杯」を楽しめた

この素晴らしさはいわずもがなで、数セット繰り返して完全にととのったところにオリジナルドリンクをグイッとやった。パインとソーダの爽やかなドリンクはリゾート感たっぷりだ。

小浜島は小さな島なので、自転車を借りれば一周するのも簡単。島内には別のビーチや展望台、地元の食事処や売店などスポットも豊富だ。

なかでも名物となっているのが「シュガーロード」。朝ドラ『ちゅらさん』でも何度か登場し、その名の通りさとうきび畑の中に長く遠くまで続く道。背丈の高い草の間を駆け抜けるのが楽しい。

左側の背丈が高い植物がさとうきび。これが……ざわわ……
左側の背丈が高い植物がさとうきび。これが……ざわわ……

島内は坂が多いが、電動アシスト付き自転車が借りられるのでスイスイ進む。進むのだが、日頃運動をしない身としてはかなりの運動量。

疲れ果ててしまったところに地元の商店を発見! 地元では馴染み深いというドリンク「黒糖玄米」を購入してその場で飲み干した。これが疲れた身体に染みわたる・・・! 甘酒のようなコクある風味で、ミネラルがたっぷり含まれてそうな滋味ある味わいが美味しい。

インドア派は南国にでも行かないと旅先でサイクリングをしないので、これは小浜島でしか飲めない一杯
インドア派は南国にでも行かないと旅先でサイクリングをしないので、これは小浜島でしか飲めない一杯

■ 旅先の特別な時間が生む、「このひとときの一杯」

旅の最中は知らない土地での一期一会の出会いにあふれており、「最高の一杯」が起きやすいシチュエーションである。ここでは、そんな旅ならではの「最高の一杯」を紹介する。

「リゾナーレ小浜島」内のレストラン「Ooli Ooli(オリオーリ)」は南国食材を使った料理をビュッフェ形式で楽しめる。

ゴーヤやパパイヤなどの定番食材はもちろん、たんかんや長命草、まぐろなど地の名物をたっぷり使っている。コンパクトな店内だが品数多く、ライブキッチンがあるのがココロオドル
ゴーヤやパパイヤなどの定番食材はもちろん、たんかんや長命草、まぐろなど地の名物をたっぷり使っている。コンパクトな店内だが品数多く、ライブキッチンがあるのがココロオドル

これは「マイベスト・おつまみ盛り合わせ~小浜島~」が作れるということでは!?と盛り上がり、元々南国の食材や料理が大好きな筆者が心ゆくまで盛り合わせを作り続けた。何皿も。

遊び心のある料理長が「沖縄×スパイス・フルーツ」をテーマにしているそう。初めて聞く食材やフルーツ使いが楽しい
遊び心のある料理長が「沖縄×スパイス・フルーツ」をテーマにしているそう。初めて聞く食材やフルーツ使いが楽しい

グルクンの天ぷらやパパイヤしりしり、鰤のシークワーサーマリネ、蒸し野菜のくうす味噌マヨがけなど、どのメニューにも趣向が凝らされた繊細な味わいで、ひとつひとつの品に驚きや楽しさがあるものばかりだった。それを自分好みにカスタムした「おつまみ盛り合わせ」で飲み続けられるって、酒飲みの夢では。

オリオンビールの生や泡盛を使ったカクテルなど、お酒の種類も豊富。これも「最高の一杯」と考えざるを得ない。

旅行の何が楽しいって、地元の食や人に出会えることだ。そんな願いも叶えてくれるのが「リゾナーレ小浜島」。なんと地元の居酒屋とホテル間の送迎サービスがある。お酒を飲んで運転ができなくなってしまう身にはとても有難いサービスである。

ちなみにこれは「やっぱりオリオンビールの生はうまいわ」と話している瞬間
ちなみにこれは「やっぱりオリオンビールの生はうまいわ」と話している瞬間

今回訪れたのは、ホテルスタッフに人気の地元居酒屋「島ダイニング ゆうな」さん。いただいた海ぶどうともずくの天ぷらは忘れられないおいしさだった。新鮮な食材だとこんなに違うとは!

ここへ来て今さらでもあるのだが、実はホテルステイの醍醐味は、整った部屋で究極にだらけて飲む、ということなのでは?と感じた。

というのも、「リゾナーレ小浜島」の部屋・環境が素晴らしすぎて、部屋から一歩も出なくても「最高の一杯」がいくつもできることに気づいてしまったのだ。まずはその部屋をご覧あれ。

全室別棟のヴィラ形式で、プライベート空間が広く保たれている
全室別棟のヴィラ形式で、プライベート空間が広く保たれている
ゆとりある空間にめちゃデカソファ。アートは小浜島での出会いを描いたもの
ゆとりある空間にめちゃデカソファ。アートは小浜島での出会いを描いたもの

写真で寝転んでいる場所は実はベッドではなく「デイベッド」である。就寝用とは別にゴロゴロ用の空間が準備されているのだ(全室完備)。

写真ではわからないのだが、視線の先は大きな全面窓で、テラスのプールと青い空が見える。ここでボーッと飲んでいるのが実は最高なのでは?ということで「最高の一杯」
写真ではわからないのだが、視線の先は大きな全面窓で、テラスのプールと青い空が見える。ここでボーッと飲んでいるのが実は最高なのでは?ということで「最高の一杯」

なお、部屋の冷蔵庫にお酒が完備され、もちろんルームサービスもある。フロント横の売店にはおつまみになりそうな軽食も取り扱いがあり、それで「旅の夜の部屋飲み」ができたらもう完璧である。

スイートルームのテラスにはプールとジャグジー、アドボという屋外から直にアクセスできるデイベッドがある。完璧な夏過ぎる
ロイヤルスイートのテラスにはプールと屋外ジェットバス、ガゼボという屋外から直にアクセスできるデイベッドがある。完璧な夏過ぎる

こうなるともう、「小浜島へ行く」という行為自体が「最高の一杯」のトリガーなのでは?と思えてきた。その証拠に、小浜島へのアクセス途中で出会った一杯を見て欲しい。

まずは関西空港から直行便でたどり着く「石垣空港」。売店のほか、八重山そばや石垣牛牛丼などが食べられるスペースがある。

そして石垣空港から小浜島へ向かうフェリーも、最高の一杯と言わざるを得ない環境だった。フェリー乗り場には売店が豊富で、ドリンクや軽食を多数扱っている。30分ほどのフェリータイムはデッキに出て楽しむのがおすすめだ。

これは往路。この旅の成功を確信している笑顔。このあと「リゾナーレ小浜島」によって、怒涛の「最高の一杯更新」をされまくるとも知らずに…
これは往路。この旅の成功を確信している笑顔。このあと「リゾナーレ小浜島」によって、怒涛の「最高の一杯更新」をされまくるとも知らずに…

◆ 次回は複数人で「最高の一杯」をいっぱいやりたい

コンセプト通り、全力で最高の一杯を探し求め、楽しみ飲んだ旅になった。小浜島独自として「ゆくる(くつろぐ)」というコンセプトもあるそうだ。全力でゆくったと言えるのではないだろうか。

語り尽くせないほどのおもてなし&感動攻めに遭うこと必至のすごいリゾートだった。今回は「最高の一杯」をストイックに求めてひとりで何やってんねん状態だったが、この体験を誰かと共有するとまた違った楽しみにも出会えるだろう。

「泡盛Academy」「黒糖Academy」など、アクティビティの数もすごかった…
「泡盛Academy」「黒糖Academy」など、アクティビティの数もすごかった…

複数人で楽しむアクティビティや、冬季限定の楽しみもあるので、まだまだ潜む「最高の一杯」がありそうだ。

取材・文/橋尾日登美
写真/Ayami
提供/星野リゾート

「リゾナーレ小浜島」

住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜2954

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