吉永小百合、天海祐希と6年ぶりの共演で「友だちのように演じられた」

18時間前

7映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の記者会見にて、3度目の共演で親交が深い吉永小百合(左)と天海祐希(10月17日/大阪市内)

(写真5枚)

俳優の吉永小百合、天海祐希らが10月17日、大阪市内のホテルでおこなわれた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(阪本順治監督)の記者会見に出席。6年ぶり3度目の共演となる2人が、息の合ったトークで会場を沸かせた。

女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの半生を描く感動作。吉永が、主人公の多部純子を、天海が盟友・北山悦子を演じた。

2019年の映画『最高の人生の見つけ方』以来、6年ぶりの共演となった2人は、思い出に残るシーンとして、吉永にちなんで名づけられたという静岡県の「吉永の丘」での場面を挙げた。

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の記者会見にて、主人公の多部純子を演じた吉永小百合(10月17日/大阪市内)

吉永は、「あの丘の景色の素晴らしさと空気のおいしさ、そして天海さんとテントに入って歌を歌うなど、本当に友だちのように演じられたことが、ずっと思い出に残っている」と回顧。

天海も、「あの丘で小百合さんといられることが、奇跡のようでうれしくて、一歩一歩、踏みしめて歩いた」としみじみ語った。

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の記者会見にて、吉永小百合との思い出エピソードを語る天海祐希(10月17日/大阪市内)

「わたししか知らない吉永さんの一面は?」という質問には、天海が「何年もかかって見続けたものを簡単には教えられない!」とジョークで笑わせつつ、「裏表がなく、みなさまが思っている以上に純粋で、頑張り屋で、せっかちです」と暴露。

現場では、吉永が共演者やスタッフを待たせないよう、現場入りが早かったそうで、天海は「小百合さんをお迎えしたい私たちとの競争になっていた(笑)」ことを明かし、「3回といわず、4、5回とぜひ共演を」とラブコールを送った。

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の記者会見にて、阪本順治監督(左)の発言に爆笑する吉永小百合(右から2人目)と天海祐希(10月17日/大阪市内)

プライベートでも親交のある2人は、「いつか詐欺師や泥棒など悪い役をやりたい」との野望もあるそうで、天海が「企画書を書けるぐらいの構想があります」とニヤリ。「形になったら、よろしくお願いいたします」と阪本順治監督に笑顔でアピールした。

阪本監督も、「2人の絆は、日米同盟よりも強い。『カット』と言わなければ、延々とやってらっしゃいます」と2人の仲良しぶりを披露。天海も「小百合さんにテントの中で突っ込みを入れているのを、監督がよしとしてくれてよかった」と安どしていた。

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の記者会見に出席した(左から)阪本順治監督、吉永小百合、天海祐希(10月17日/大阪市内)

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、10月31日より全国公開される。

取材・文・写真/西部マキコ

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