800人の枠に12万人応募…コブクロら出演万博ライブ「音漏れの人も一緒に!」

6時間前

コブクロが2部のトリを務め、会場が歌でひとつに(10月13日/大阪・関西万博「JR西日本提供」)

(写真16枚)

「号泣する人続出すると思う…」と発表時に大きな話題を呼んだ『大阪・関西万博』最終日10月13日に会場内で開催された3部構成のフィナーレイベント「JR 西日本グループ presents ありがとうと旅立ちの祭典~Thank you for all...~」。コブクロら万博ゆかりの人気アーティストが多数出演する、豪華すぎるイベントゆえに、イベント会場内に入ることができず涙をのんだ人も多数。

そんなこともあり、当日は会場のEXPOアリーナ「Matsuri」付近で「音漏れ」を楽しむ多くの人の姿が。ステージからそれを意識した「音漏れの人も一緒に楽しみましょー!」と異例の呼びかけを行った。

◆ 第2部・第3部の優先観覧チケットに応募殺到

本イベントへの入場は、予約抽選の当選者のみが可能。万博公式サイトの「7日前抽選」での受付と、JR西日本グループが第2部・第3部の優先観覧チケットの抽選も行っていた。その優先観覧チケットには、800人の枠に、なんと12万人が応募したことも、イベント内で明かされた。参加を熱望している人がどれだけ多かったか、がよくわかる。

そんな中で、ステージの進行役を務めた八木早希アナウンサーが、「音漏れの人も一緒に楽しみましょー!会場外も中もみんな心はひとつです」と、会場の「Matsuri」に入れなかった人も、みんな一緒に楽しもうと、会場外に呼びかけるシーンも。

(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
第一部でステージもお酒も楽しむ来場者たち(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)

◆ 第一部のフィナーレは感動的なフラッグパレード

第1部は、サッカー元日本代表・中田英寿やアンミカが登壇し、中田が全国から選抜した6酒造メーカーの貴重な限定日本酒を紹介。ミャクミャクやイコちゃん、ゆうちゃみ&ゆいちゃみも参加して、鏡開きがおこなわれた。

大人気ミャクミャク、イコちゃん、にゃんばろうが共演(10月13日 大阪・関西万博)
大人気ミャクミャク、イコちゃん、にゃんばろうが共演(10月13日 大阪・関西万博)

そのあと、これまで万博会場で公演し、特に好評を得た日本全国の「まつり」とサウジアラビアの伝統舞踊の再演を実施。

だんじりの迫力に歓声があがった(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
だんじりの迫力に歓声があがった(10月13日/大阪・関西万博)
(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
石見神楽(10月13日/大阪・関西万博)

さらに158の国・地域、7国際機関、日本、博覧会国際事務局(BIE)の167本のフラッグがステージに続々と入場し、そこでも、「今回、チケットが当たらなかった、予約ができなかったという声も聞かれましたが、会場の外の皆さん!今から全世界の旗が参りますよ!」と大きく会場外に向かっても呼びかけた。

(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
ミャクミャクが先導するフラッグパレード(10月13日/大阪・関西万博)

そして、ミャクミャクを先頭に会場の外へとフラッグがパレード。アリーナ内でも、アリーナ外の会場でも、待ち構えていた大勢の来場客が色とりどりの国旗を見上げた。

ミャクミャクがステージを降りてきた(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
ミャクミャクがステージを降りてきた(10月13日/大阪・関西万博)

◆ 第2部と第3部は出演者多数!華やかで感動的なラストシーン

(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
コブクロがキッズダンサーたちとともに2部のトリを務めた(10月13日/大阪・関西万博「JR西日本提供」)

第2部は、これまで万博に携わってきたアーティストとして、コブクロ、CANDY TUNE、西川貴教、平原綾香、アバンギャルディが出演する音楽ライブを開催。ここでも何度も「音漏れの人も、ひとつになりましょう!」と呼びかけた。

(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
西川貴教、平原綾香、アバンギャルディ(10月13日/大阪・関西万博)
(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
CANDYTUNEとにゃんばろう(10月13日/大阪・関西万博)

第3部では、ハラミちゃんのピアノ演奏とともに「旅立ちの鐘」が鳴らされる。

ハラミちゃんの『いい日旅立ち』(10月13日/大阪・関西万博)
(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
「旅立ちの鐘」(10月13日/大阪・関西万博)

そして、ステージに出演者や万博ゆかりの著名人が勢揃いし、ハラミちゃんのピアノにあわせ『上を向いて歩こう』を披露。「ありがとう。そして、いってらっしゃい」の言葉と同時に、銀テープが放たれて、華やかにイベントは終了した。

(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
ハラミちゃんと学生たちが共演した『上を向いて歩こう』(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
銀テープに観客たちから歓声が(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)

◆ ステージ終了後も「アフター万博」を楽しめる仕掛けが…

万博特別号外が配布された(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
イベント最後にサプライズで万博特別号外が配布された(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)

イベントの退場ゲートでは、「大阪・関西万博 フィナーレ」の特別号外の新聞が配布され、来場者は最後の記念に大切に持ち帰っていた。なお、この号外の裏には、「アフター万博」が楽しめる仕掛けが。

スタンプスペースが2つあり、片方には「また未来で会いましょう」というミャクミャクのスタンプがすでに押印。もう1つの枠は、空欄になっており、「大阪駅」「新大阪駅」「弁天町駅」の3駅に設置するスタンプが押せるようになっている。このスタンプの各駅での設置期間は10月15日から11月13日を予定している。

取材・文・写真(一部)/太田浩子

(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
ステージ外でも各自治体がさまざまな方法でPRを実施した(10月13日/大阪・関西万博/Lmaga.jp撮影)
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