万博閉幕も…まだまだ盛り上がる!夢洲駅の6駅先に「万博ファン」大集合

5時間前

万博閉幕の翌日、阿波座の『大阪・関西万博デザイン展』には行列が(10月14日 Lmaga.jp撮影)

(写真6枚)

10月13日、多くの人々に惜しまれながら閉幕となった『大阪・関西万博』(会場:夢洲)。その余韻がまだまだ続く翌日、「もう一つのパビリオン」と噂の「大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)」(大阪市西区)にて、万博の設計などに携わった建築家たちのトークイベントがおこなわれた。

■ 万博翌日も熱狂止まず…トークイベントは大盛況

10月1日より始まった『大阪・関西万博デザイン展』では、公式キャラクター・ミャクミャクの設定資料や「こみゃく」こと「ID」の誕生秘話やコンセプトなどが展示されている。さらにイベント期間中はクリエイティブディレクターの引地耕太さんやプロデューサーの花岡さんが万博のデザインに携わったクリエイターやデザイナーをゲストに迎える「EXPO DESIGN TALK」が不定期で実施され、万博ファンたちの集う場として盛り上がりを見せている。

そして万博が最終日を迎えた翌日の14日は「万博若手建築家 奮闘記」と題し、トイレ5(愛称:2億円トイレ)を設計した米澤隆さん、藤本壮介設計建築事務所の國清尚之さん、トイレ2(愛称:残念石トイレ)を設計した竹村優里佳さんの3人が登壇した。

左から、トークイベントに登壇した建築家の米澤隆さん、國清尚之さん。来場者の質問に答える時間も
左から、トークイベントに登壇した建築家の米澤隆さん、國清尚之さん。来場者の質問に答える時間も(10月14日 Lmaga.jp撮影)
同じく登壇した建築家の竹村優里佳さん
同じく登壇した建築家の竹村優里佳さん(10月14日 Lmaga.jp撮影)

■ 万博最終日にほとんど参加!? 濃密なファン集結

イベントのチケットは完売、万博ファンが濃いトークに耳を傾ける様子がうかがえた
イベントのチケットは完売、万博ファンが濃いトークに耳を傾ける様子がうかがえた(10月14日 Lmaga.jp撮影)

万博閉幕の翌日ということもあってか、会場は大勢の来場者で賑わい、約2時間待ちの行列が。さらにトークイベントのチケットも、前日の告知だったにも関わらず完売したという。

そんな注目のイベントなだけあり、登壇者が「前日の万博に参加していた人」とアンケートを取ると、ほとんどの人が挙手。なかには「183回万博に来場した」というツワモノも参加しており、特に濃厚なファンたちが集っていたことがうかがえた。

イベントでは残念石トイレや2億円トイレの計画が持ち上がった当初の話や、その当時の世間からの反応、SNSをきっかけに広まったムーブメントなどの話が赤裸々に語られ、万博マニアたちが集まる会場なだけあり終始笑い声や温かい拍手が起こっていた。

賑わう展示会場(10月14日 Lmaga.jp撮影)

登壇者のひとり・竹村さんがイベントが始まる前に「この熱狂はまだまだ終わっていないという確信をしました」と感慨深げに話した通り、閉幕してもなお収まらない万博熱を感じられるイベントとなった。

「大阪・関西万博デザイン展」の様子(10月3日 Lmaga.jp撮影)
「大阪・関西万博デザイン展」の様子(10月3日 Lmaga.jp撮影)

「大阪・関西万博デザイン展」と「EXPO DESIGN TALK」は10月19日まで(月曜日は休館、「EXPO DESIGN TALK」は不定期開催)。開館時間は11時~20時(入場は閉館30分前まで)、最終日は15時まで。入館料は無料、トークイベントは別途予約と入場料が必要となる。

取材・文・写真/つちだ四郎

『大阪・関西万博デザイン展』

期間:2025年10月1日(水)~2025年10月19日(日)
時間:11:00~20:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco) Room4(大阪府大阪市西区江之子島2-1-34)
料金:無料

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