「絶対泣かせに来た」万博最終日、夢洲の夜空に現れた巨大ミャクミャク

5時間前

夢洲の空に、徐々に消えていくミャクミャク…(10月13日 大阪・関西万博 Lmaga.jp編集部撮影)

(写真4枚)

「やっほー!」『大阪・関西万博』の公式マスコットキャラクター・ミャクミャクが、閉幕日の10月13日に夢洲の夜空に突如現れ、そして消えていった…。

「最後のミャクミャクで泣いた」「ミャクミャク少しずつ消えるの悲しかった」「絶対泣かせに来た」「どうか消えないで…」など、SNS上でも大きな話題になったのは、万博閉幕日の夜の出来事。万博会場でほぼ毎夜開催された、万博ファンにはおなじみのドローンショー「One World, One Planet.」。

その閉幕日の最後のドローンショーは、特別バージョン。そろそろ終わり、と思ったその時、事件は起きた。

(10月13日 大阪・関西万博)
特別演出のドローンショー(10月13日 大阪・関西万博 レッドクリフ提供)

突如、夜空に巨大なミャクミャクが現れ、「やっほー!」と来場者たちに話しかけたのだ。これには、会場内にいた来場者や、スタッフたちもどよめき、中には悲鳴のような声をあげ驚いていた人も。会場にいる皆が夜空を見上げる状況に。

(10月13日 大阪・関西万博)
特別演出のドローンショー、巨大ミャクミャクが現れた(10月13日 大阪・関西万博 レッドクリフ提供)

最初は明るく登場し、メッセージを発信していたミャクミャクだが、次第にその輪郭をどんどん失っていき、最後は消滅してしまった。会場中から「ミャクミャクありがとう!」と夜空に消えたミャクミャクに叫ぶ声が…。

2005年に開催された『愛・地球博』の「ファイナルセレモニー」では、公式キャラクターのモリゾーとキッコロが「森へ帰る」演出が行われた。そんなこともあり、今回の『大阪・関西万博』で、ミャクミャクは、「どうなるのか…」と注目していた人もいたようだ。その答えは、「夢洲の夜空に消えた」だった。

(10月14日 大阪・関西万博)
閉幕翌日、人がほぼいない、東ゲート前。通称「ヨコレイ」パビリオンも大人しい(10月14日 19時頃 大阪・関西万博 Lmaga.jp編集部撮影)

閉幕翌日となる10月14日の会場には、前夜の喧噪が嘘のよう、もちろんドローンショーも、花火もない、とても静かな夜がひさしぶりにおとずれた。

このドローンショーを企画・制作した、「レッドクリフ」(代表:佐々木 孔明)によると、この日は、国内最多となる3000機によってショーを実施。約215×185×60m(縦×横×奥行き)の立体的な「巨大ミャクミャク」は、2220機によるもの。

また、期間中(準備期間を含む、2025年3月17日〜10月13日)を通じて、累計140,194機のドローンを飛行させ、ギネス世界記録™「Most multirotors/drones launched in a year(一年間に飛行させたマルチローター/ドローンの最多数)」の新規記録を樹立している。

取材・文・写真(一部)/Lmaga.jp編集部

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